最近 Microsoft 365 Apps の UI 更新はバージョンアップと連動しないことが多い気がするのですが、今回もそんなタイミングでやってきたようです。
という訳で、バージョン 2109 の Outlook に新しい UI が搭載されてきました。
確か変更される旨のアナウンスは Microsoft 365 メッセージセンターにあったと思うのですが、実際に更新されてきましたね。
見ての通り一番の違いは今まで下部に表示されていたナビゲーションが左側に移動したことでしょう。
この更新で驚いたのはとうとう ToDo が Outlook と一体化されたことでしょうか。
モバイル版の Outlook はいち早く連動していたのですが、 PC 版はタスクの機能で管理することが中心だったため、若干古さがありました。
とうとう連動したという形ですね。
モバイル版とは異なり、タスクの機能もそのまま生きているため、利用に大きな影響はないと思います。
その他、組織エクスプローラーなるものが追加されています。
作業を行ったことがあるなど近しい人を表示する機能となっているようですね。
Delve と同じ感じでしょうか。
三点リーダー内は今まであったもののほかに、 Office アプリ系が含まれるようになっています。
Word Excel PowerPoint OneNote はデスクトップ版のアプリが開きました。
Yammer のマークには Communities という名前が与えられています。
Bookings と共にこれらは Web 版が表示されました。
念のため Yammer のデスクトップアプリをインストールしてみましたが、そちらは開かないようです。( Yammer アプリは PWA なのでデスクトップアプリが開いても開いた感は薄いですけどね汗)
アイコンにも若干変化が。
メールが到着するとメールのマークでお知らせしてくれるようになったようです。
色が被っているのでちょっとわかりにくいかもしれません。使い方によってはデスクトップ通知に飛ばすようにした方が良いかもしれませんね。
そのほか個人的にツボだったのが最初の画面の右側に出ていた管理通知です。
ヘルプのリボンからも表示できるようですが、 Microsoft 365 のサービス正常性のインシデントを表示してくれるようです。
この辺りは Outlook を開いている場合は作業の中心に持っていきたいというメッセージが強く出ていますね。
ちなみに Microsoft 365 のサービス正常性は以下アドレスです。
https://admin.microsoft.com/#/servicehealth/incidents
Outlook は過去歴史的にみても何度かデスクトップのポータルを試みたことがありますが、あまり成功した感がありませんでした。
今回の変更で Outlook の利用度が広がればよいですね!
音楽:Music Box