2021 年 7 月 1 日以降、 Web 版の Office の共有メニューにある「埋め込み」ボタンがなくなるというニュースが入ってきました。
以下は Excel の図ですが、 Word や PowerPoint にもあるやつですね。
この機能を利用すると「埋め込む」ダイアログが表示され、 iFrame でこのファイルを表示するためのタグを作成してくれます。
この機能、なかなか便利だったのですが、終了後は SharePoint の File Viewer や Graph API に追加される予定のプレビュー表示機能を使うようにしてほしいとのこと。
リンクを作れなくなった以降もおそらく表示はできるはずなので、以下の表記法は覚えておくとよいかもしれません。
以下、外観と操作にすべてチェックをした場合の表記です。
<iframe width="402" height="346" frameborder="0" scrolling="no" src="https://Officeファイルのあるサイト/_layouts/15/Doc.aspx?sourcedoc={ドキュメントのGUID}&action=embedview&AllowTyping=True&ActiveCell='Form1'!C5&wdHideGridlines=True&wdHideHeaders=True&wdDownloadButton=True&wdInConfigurator=True"></iframe>
というもの、代替として示されている Web パーツなどは、そこまで細かな動作指定ができないのが現状なのです。
File viewer パーツは今後更新される可能性もありますが、期待しておきたいところですね。
この機能がなくなってしまう理由は定かではありませんが、このボタンはアクセス権を与える機能ではなかったので、クレームが多く出たのかもしれません。
というのも、機能の表記にはブログに貼り付けるためのものと記されていますからね、、、埋め込んだもののサインインが表示されるのだが。という話が出ていそうです。
いずれにせよ 7 月以降は利用できなくなるため、今のうちから移行を検討しておきましょう!
音楽:ABC Mouse Parade