Microsoft 365 Blog にて新しいフォントの話題が載っていたので確認しておきたいと思います。
英字フォントオン話なのですが、 Calibri というフォントが Microsoft 365 Apps のデフォルトとなっており、これを新しいフォントに置き換えていくという話のようです。
日本でもMS ゴシックがメイリオになり、游ゴシックになっていったという流れがありますが、あれと同様の流れでしょうか。
今回はこの変更を公開方式で検討しているようで、候補に挙がった 5 つのフォントが公開されています。
Tenorite, Bierstadt, Skeena, Seaford, Grandview の 5 つですね。
それぞれのフォントは Microsoft 365 Apps のクラウドフォントとして搭載されており、選択すると利用することができます。
この 5 つには後ろに Display とついたフォントも用意されており、これらはプロポーショナルフォントになっているようです。
この 5 つのフォントを PowerPoint で見比べてみたのが以下の図です。
ついでに MS P ゴシックと UD 教科書体も比較のためにおいてみました。
個人的には大文字のアイと小文字のエル、数字のイチの違いがきっちり出ているかが重要なので、それも比較してみています。
こうしてみるとそれぞれが明確に違っているのは Bierstadt と Grandview の 2 つだけですね。
ちょっと意外だったのが UD 教科書体は小文字のエルと数字のイチに違いが判らなかったことですね。 UD なのに残念。
今後どのフォントが選ばれるのかはわかりませんが、 Twitter でフィードバックを求めているようです。気になる方は上記の Blog から投稿してみてはいかがでしょうか。
音楽:Nomad soul