今年も早いもので 10月 に差し掛かろうとしています。
ということは Windows 10 の 20H2 更新が間近に迫っているということでもあります。
9月 更新は Enterprise エディションでは 30か月 のサポートが行われるため、多数の組織で導入の対象となると考えられます。そのなかではどういったアップデートを行うのが良いか、思慮しているケースも多いのではないでしょうか。
以下のドキュメントではそのようなアップデートにおける Windows のオプション機能についてどういった形で新しいバージョンに追随するのかがまとめられていますので紹介します。
上記表を見てもらうとよいのですが 6種類 のアップデート方法とその時に言語パックや追加機能が追随するかどうかが記されています。
左から OS 更新時に追随するか、更新後に取得できるか、メディアで提供されるか、サービスであるかとなっています。
例えばオプション 1 の Windows Update の場合、言語パックとオプション機能は OS の更新時に一緒に導入され、その後に個別に展開することもでき、カスタマイズのいらないサービスで提供されますが、メディアとしては提供されない。と読むことができます。
オプション 2 はわかりにくいのですが Dynamic Upadte 、すなわちインストール時に Windows Update へアップデートの確認を行うというオプションですね。
他、 4つ のオプションについて記載されていますが、マスターディスクを作るといった一昔前の手法が記されています。そのためこれから検討を重ねるのであれば、インターネットの利用を中心とするこの 2つ の方法を検討するのが良いでしょう。
Windows のアップデート方法はどんどんと方法が増えていくため、方針を定めるのが大変です。が、常に良い方法が編み出されているというわけでもあるのでぜひいろいろな手法の良い点を見ていくとよいかと思います。
音楽:月のくじら