2020年 10月 にリリース予定となっている Windows 10 20H2 ですが、以下の Insider Blog で名称が公開されていました。
October 2020 Update ですね。この名前はいままでのケースから言えば順当なネーミングと言えるでしょう。そこまでは良いのですが、今回は バージョンとして 20XX の
呼び名が無くなっている感があります。
例えば 20H1 は 2004 というバージョンで呼ばれており、1909 、 1903 、 1809 や 1803 という呼び方も過去にはありました。今回はリリース直前のタイミングでも 2009 や 2010 といったバージョンでは呼ばれていないようです。
この October 2020 Update では、 enablement package と呼ばれる手法で提供されることが決まっています。
October 2020 Update を欲しいタイミングでダウンロードしてくるのではなく、 May 2020 Update の QU （品質更新プログラム）として配布しておき、Update したいときにその利用スイッチをオンにするという手法です。
最近はゲームでもあらかじめダウンロードという機能がつたものがありますが、それと同じような感覚ですね。企業向け用途としては、使わない機能を入れておくよりもネットワーク容量を減らしてほしいというイメージもあるかもしれませんが、 5G の時代になっていることもあり通信で様々な問題を解決しておくという考え方は一つなのかもしれません。
何はともあれ October 2020 Update と enablement package が次の売りとなるので、ぜひ覚えておきましょう。
音楽：Church
