今週も Windows Insider Dev Channel に新たなバージョンがリリースしました。
Build 20226 となっているので、最近はかなり Build 量を抑制しているように感じますね。
今回の更新では NVMe 接続の SSD に対してヘルスチェックを提供するようになったとのこと。直接的にどういった情報で表示するのかまでは記載されていないのですが、 S.M.A.R.T. と呼ばれるストレージの情報監視の値を参考にしているものと思われます。
S.M.A.R.T. 自体は SATA 接続の HDD や SSD からの取得できる情報なのですが、それぞれ機器やベンダーによって返す値が異なっていたりします。そのあたりをうまく調整できた値を出しているのでしょうね。
私の環境では残念ながら SATA 接続の SSD しかないため、確認が取れませんでした。
設定アプリの システム - 記憶域 - ディスクとボリュームの管理 でディスク名をクリックしたときに出てくるプロパティを押すとその画面に到達できます。最初はプロパティボタンが表示されないですし、下にあるパーティションをクリックしても出てこないのでちょっと UI としてはわかりにくい感じですね。
対応したディスクであれば状態の下に表示されるようです。
他、今回の更新で OneDrive にある zip ファイルをそのまま OneDrive 上に展開できる機能が追加されたようです。
そのままといっても、実体は同期アプリ上の動きなので、展開後にアップロードとなるのかと思いますが、よく使われる zip を簡単に扱えるようになるのはありがたいですね。右クリックにすべて展開が出るようになっていました。
このように通常の展開アプリが起動してくれます。
Zip は便利なのですが Windows10 ではパスワード付きが扱えなかったり AES-256 で暗号化されたものが使えなかったりと、もう一段レベルアップしてもらいたい個所があります。この辺りが標準で利用できるようになると更に使い勝手が増すので、ぜひ取り入れていってもらいたいですね!
音楽:OVERTURE