今まで Windows 7 や Internet Explorer 11 、 Edge の EOS を案内してきましたが、この 10月 に次なる大物の EOS がやってきます。
それは Office 2010 です。大物なのですが Windows とは違い Office の EOS は中々大きな問題にはならないことが多いですね。
2003 から 2007 に変わったときはリボンやらマクロ互換性で問題が多かったのですが、最近の Office ではほぼそういった問題は発生しない状況です。
が 2020年 10月 13日 で Office 2010 のサポートは終了するため、まだ新しいバージョンに更新できていない場合は更新を意識しておきましょう。
さらにこのタイミングではもう一つ忘れてはならない問題があります。
それは以下の Microsoft 365 への接続要件の変更です。
メインストリームサポートがあるもののみがサポート対象となるタイミングも 10月 13日 に設定されているのです。
これは以下の表の右側を見るとわかるのですが Office 2013 での Microsoft 365 接続がサポートされなくなるタイミングとなっています。
Office 2016 のメインストリームサポート終了もこのタイミングなのですが 2018年 にサポート延長のアナウンスがなされたため Office 2016 には影響がありません。
https://query.prod.cms.rt.microsoft.com/cms/api/am/binary/RE4tBb8?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
こうやって見ると Internet Explorer 11 での Microsoft 365 サポート終了はやっぱり期間が短い感じがしますね。
が、それぞれサポートされる状況で使わないとセキュリティホールなどの問題が浮き彫りになるため、バージョンアップを忘れずに利用していきたいところですね。
このタイミングで環境を見直して、問題のない状況であるか確認しておくようにしましょう。
音楽:すきなヒトデ