Microsoft のワークフローシステムといえば、 SharePoint を思い浮かべる方はオンプレミスが全盛の時代から Microsoft 製品を利用されていた方になるかと思いますが、その最終版のワークフローである SharePoint 2013 ワークフローが 2024 年 4 月から 2026 年 4 月にかけて EOS となることが決まりました。
詳細は以下のサポートページに記載されていますが、 2024 年に新テナントでの提供が終了となり、 2026 年にはワークフロー自体が利用できなくなるという流れになっています。
これら機能の置き換えはもちろん Power Automate になっています。しかしながら実際に両方を比べてみると、起動速度の問題やカスタマイズの範囲など、なかなか一筋縄ではいかないんですよね。
とはいえ最初に見るべきは Power Autoamte ですので、以下 Learn にもあるように ワークフロー 2013 評価ツールで現在のテナント内にあるワークフローの総量を認識するところから始めるとよいでしょう。
ちなみに SharePoint Designer 2013 も同じタイミングで利用できなくなるようです。これはワークフローを作成するために利用するものですが、製品としては SharePoint のファイラーのような使い方もできたので、この機能を利用している場合も今後利用ができくなるため、対応を検討しておく必要があります。
基本的には同期ツールで何とかなる範囲のはずですが、早めにチェックしておきたいですね!
音楽:ふ久の不思議な世界