Office365 OneNoteがOffice2019よりWindowsファミリーへ移管されるようです

本日もシステム統廃合のお話です。
最近この手の話が多いのは、4/10のOffice 2013におけるメインストリームサポート終了などの背景があるのでしょうか。

今回は、Office版OneNoteが開発を2016で終了し、Windows 10版のOneNoteに統合されていくということです。

The best version of OneNote on Windows - Microsoft Tech Community - 183974

Office 2019は、サポートもWindows 10のみとなるため、そもそもWindows 10版という考え方が薄かったのかもしれません。

プラットホーム間の統合を進めていた中で、Win版とMac版のOfficeが同一ソースから成り立っているという観点もおそらく関連したのではないかなーと推測。

OneNoteのように画面に表示するオブジェクトを自由に配置する仕組みはOSごとに異なる記載が必要となるのではないのかと。GDI+のようなラッパーも利用することになると思われるので。

幸い、MacにはOneNoteアプリがあり、Windows 10版 OneNoteも同様にストア配布もの(OS標準付属)となっています。

Windows 10版の方がライトな機能で構成されていたこともあり、この辺りは是正が入るようです。今後数か月で大規模なバージョンアップを検討しているとのこと。

ただし、保存先がOneDriveに限定されるという部分は改善が入らないようで、ファイルベースで利用したい場合はOneNote2016を利用し続けてもらう方針のようです。

これを機会に本当はファイルベース保存に対応してもらいたい気もするのですが難しいのでしょうかねぇ。

Office2019も徐々に開発状況が見えてくることになると思うので(実際はOffice 365 Proplusから抜粋かもしれませんが)、その他製品群の状況も随時追っていければと思っています。

音楽:たまいれ