Windows 10 で採用されている配信の最適化をご存知でしょうか。
製品のアップデートを P2P の機能を使って、近いネットワークから受信するための機能なのですが、いつの間にか Office 365 ProPlus の配信でも利用できる機能が追加されていたようです。
https://docs.microsoft.com/en-us/deployoffice/delivery-optimization
この機能を有効化すると、1808 のバージョンから 1908 へのアップグレードより配信の最適化を利用可能となります。
その際、 SCCM やファイルサーバーからの受信としているとうまく動作しないようで、 CDN もしくは直接受信するように設定しておく必要があります。
また、配信の最適化を利用する場合はレジストリの設定が必要となります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\office\16.0\common\officeupdate
SetDOAsPrimary
値: 1
配信の最適化はインターネットに接続されていないと利用できないということもあり、 Windows 10 利用時は少し意識しておく必要がありました。
Office 365 ProPlus においては、月一回のアクティベーションのためにインターネット接続が必須なので、配信の最適化を有効活用することも簡単かと思います。
現在はプレビューのようなので、今後取り入れられるのかどうかは何とも言えませんが、 Windows 10 で配信の最適化を利用している場合は簡単に利用できるのでぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
音楽:たまいれ