Microsoft 365 Copilot Viva Pulse の機能が通常利用できるようになるようです

Microsoft 365 Copilot を活用している場合、 Viva Pulse の制限利用ができるようになっています。

これは Microsoft 365 Copilot の利用度合いを測るために利用できるようになっているものと思われます。管理者ではなく利用者に作成権限をつけていたところはちょっと面白いなと思ったのですが。(おそらく周りにどうだった?と聞くためのものなのかもしれません。)

https://learn.microsoft.com/ja-jp/viva/pulse/get-started/licensing-requirements?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

で、この制限付きとなっていた Pulse ですが、 2024 年 12 月中旬以降に通常に利用できるように変更が入るようです。 Viva Pulse のライセンスが無くても使えるということですね。

という訳で、今回は Viva Pulse の制限版がどんなものだったのか見ていきたいと思います。

まず Pulse を利用るには Teams からアプリの追加で入れていきます。

追加後はこのような形で利用できます。

パルスの送信という右側にあるボタンを押すことでパルスサーベイができるようになります。

Pulse は簡単に言うと匿名アンケート機能です。ほぼ Forms と同じようなものと思うのですが、ミクロではなくマクロで集計していくことを主眼に置いている仕組みといったところでしょうか。

まず行うことはテンプレートの選択です。 Copilot 限定利用の場合は Copilot に関する質疑が行える形ですね。今回は Copilot の影響を選んでみます。

するとタイトルと質問の項目、並びなどを変更できる画面が表示されました。

各項目はこんな感じで、変更はできないようになっています。追加は可能で、一番下もしクは左の項目を選ぶことで行えます。

ただ、追加できるといっても項目の内容を変えることはできません。

以下のような決まった項目を出し入れするだけですね。

チェックを入れた項目が質問対象になります。

次へを押すと追加項目のプレビューが始まります。問題なければ追加を押しましょう。

これで追加は完了です。細かな設定が出来ない分、簡単に終わりました。

テンプレートのカスタマイズ画面にあるプレビューを押すと、回答者にどう見えるのか確認することができます。

残念ながら翻訳の質はもう少しといったところでしょうか。

答えるときはこんな感じですね。チェックを入れて次に行くだけの簡単操作です。

プレビューを終えたら次に誰に送るのかを決定します。

送り先は 3 名以上必要となっています。グループの選択も行えました。

設定を終えるとパルスの送信ボタンが押せるようになり、押すとこんな形で参加者に通知されたことが分かります。

利用者側は Teams の Viva Pulse アプリからも回答できるようになっています。

Teams では Adaptive cards を活用されていて、こういうときに便利なんだと発見がありました笑

この機能がさらに拡張して使えるようになる(質問項目が作れる)ということですから、うまく活用してけるようになりたいですね!

音楽:LIVE in Baghdad