Microsoft 365 メッセージセンターを眺めていたところ、 Copilot for Power Automate のリリース日程が 2024 年 9 月 15 日に決定したと内容が載っていました。
これ、以下の Learn で 9 月リリースとなっていたので、かなりのスピード感を持ってのリリースとなっているなと思っていたのですが、さすがのプレビュー開始から 1 か月で行うという早業です。
現在はパブリックプレビュー状態ですが、実際に利用してみることができるようになっています。
Power Automate のサイトの上部に Copilot での自動生成窓が用意されるようになっています。
https://make.powerautomate.com/environments/
例えば、以下の文言を使って生成してみましょう。
「特定のユーザーからメールが来たことをTeamsでメンションしてほしい」
生成ボタンを押すと、なんとトリガーとアクションは申し分ない形で出てきてくれています。
次へを押すと接続先についても問うてくれるので、意味が分からなくてもすんなりと使い始められそうです。
出来上がったフローはこんな感じでした。メールが届いたら条件分岐の上で Teams への投稿となっています。
明示的にどんな条件となるかは書かなかったのですが、ここまで作りこんでくれれば十分ですね。
右側から追加 Copilot 設定もできるようになっていたので、新たに言葉を入れてみましょう。
「メールの内容をSharePointリストに保存したい」
すると、 Teams のアクションを削除したうえで保存する内容に書き換わってくれました。
Teams は消さなくてもよかったのですが、この辺りはプロンプトの書き方次第でしょうね。
こんな感じにフロー側への反映はすぐに行われました。
下のほうにあった設定をせよ。というところをクリックするとそこまで飛んで行ってくれます。
メールをリストに保存したい。としたのですが、どのサイトなのかなど伝えていないので、この辺りを補填するように動いてくれるのは秀逸ですね。
このような形で Power Automate の Copilot はすぐに使い始めることができそうです。
今まで作り方に苦慮していた方はこれを機にもう一度向き合ってみてはいかがでしょうか。
音楽:Lost memories