今週は Canary Channel のみのリリースとなっていました。残念ながら最近は Dev Channel 版のリリースが少ないのが悲しいところです。
今回のバージョンは試せていないのですが、 Windows Sandbox が新しくなっているとのこと。
クリップボード連携、ビデオ、オーディオのリダイレクトが行えるようになったようなので、ほぼリモートデスクトップのような形で利用できそうな感じです。
もともとの Sandbox はアクセスを制限することで外との境界を保つような作りになっていたはずですが、必要となるタイミングのみトグルスイッチをオンにすることで、安全性と利便性を兼ね備えられるようにしたということのようですね。
しかもこのキャプチャを見る限り親の Build がそのまま適用されているようなので使いにくいという事象も起きなさそうです。
さらに設定アプリのシステム - ストレージ - ディスクとボリューム内にある仮想ディスクをデタッチするためのボタンが用意されたとのこと。
というか、 Dev Channel で見て知ったのですが、 VHD をマウントできる機能が追加されていたんですね、、、
マウントできることは知っていたのですが、使うのは難しいのかなと思っていたのでちょっと意外でした。
さらに今更なのですが、 format コマンドで FAT32 フォーマットを行った際に 2TB のパーティションを作れるようになったとのこと。
これ、 Windows XP のころから何とかならないかと思っていた機能な気がします。
結果 NTFS が主流になったので、今なってはあまり使うこともないかなと思うのですが、 USB メモリなんかだと需要は大いになるのかもしれません。
そのほか、バッテリーの持ちがよくなる内部改善も行ったようです。
これはカーネルの RUST 化が関連するのかもしれないので、ほかの Channel には降りてこなさそうな修正ですね。
しかし様々な方向に更新がかかる Canary Channel ですが、次の Windows に対する試金石になるはずので今後も更新が楽しみですね。
音楽：Ugly Duckling
