Microsoft 365 SharePoint アクセス権に寄らない有効期限設定が行えるようになっていました

Microsoft 365 のファイル共有機能は利用していますか?

SharePoint や OneDrive for Business が中心となる共有機能ですが、外部ユーザーとの共有が許されている場合、とても簡単に活用できるので重宝してたのですが、いつの間にやら有効期限設定が行えるようになっており、活用の幅が広がりそうだなーと思っていたのです。

ただ、この機能が実装された初期には有効にできる範囲が決まっていて、社内のユーザーにのみ適用できる機能だったのですが、 2024 年 中盤に入りすべての対象者で有効期限を設定できるように変化があったようなのです。

例えば組織内のユーザーの場合。

友好期限を設定する機能が下部に表示されていますね。

同じように、すべてのユーザーを選択した場合。

このケースでも有効期限は設定可能です。さらにパスワードの設定も行えるようになっており、不意なリンク共有時でもパスワードでアクセスを制御できるようになっています。

不特定多数の方に共有を行いたいときはこの機能が有効ですね。

選択したアクセス権を持つ場合。

このケースでも有効期限は設定可能となっています。

こちらはすべてのユーザーのケースとは異なりパスワードは設定できません。

これは外部ユーザーの場合 MSA での認証もしくはメールアドレスに送られたワンタイムパスワードによる認証が必要となるため、固定的なパスワードで制御する必要がなかったというわけですね。

有効期限がすべてのケースで設定できるようになったことで、ごく短期間のみ有効な状況を作ることができるようになり安全性が高まったのかなと思います。

うまくこの機能を活用して外部の方への連携を実現していきましょう。

音楽:モンゴル帝国