Microsoft Copilot for Microsoft 365 を活用している方は Apps の中で Power Point のスライド生成機能を活用されている方も多いかもしれしれません。
実際はスライド間の統一性が弱かったりするため手放しに最高の機能というわけではないのですが、たたき台を作るというか、構成の一案として活用するのには十分な素養を備えています。
この Power Point in Copilot では今まで Word ファイルが下書きの対象となっていたのですが、この 2024 年 6 月以降は PDF ファイルも対象とすることができるようになったようです。
今回は以下の Power Platform のライセンスガイドをターゲットにしてみたいと思います。
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=2085130&clcid=0x411
Power Point では、 Copilot に投入できるファイルは SharePoint 上にあるファイルと決まっているため、そのまま上記 URL を張り付けた場合エラーとなってしまいます。
このような形ですね。
これを回避するには、 OneDrive や SharePoint 上にファイルを移動させることが重要となります。
こんな感じに OneDrive 上から読んでみると、うまく動作してくれました。
こんな感じに PDF ファイルから読み込んだことがわかるかと思います。
実際に出来上がったスライドを見てみると、、、
目次は推奨オファーの位置など若干気になるところはあるものの、概ね及第点でしょうか。
表なんかも、再現度はちょっと低めですが、イメージという点ではうまくとらえられているのかもしれません。
ただ、表なのでイメージ図としてよりも中身を優先してもらいたい内容ではあるのですが。ただ、ここまで移設してくれたならちょっと調整すれば何とかなるという感じもしますよね。
肝心のスライドの統一感についてはまだまだ改善の余地がある。という感じでした。
せめてテンプレートに合わせられるなどがあるとよいんですけどね。
というわけで、 PDF ファイルからの書き出しでしたが、 Word から出すときとそん色はないところまで実装できているようです。
後は細かな更新でより良くなっていくはずなので、その時を待ちたいですね。
音楽:Girls Rule