Windows で手書きを行うときに重宝していた White Board ですが、 Windows 11 にはアプリ版 White Board は搭載されておらず、この手の利用は OneNote に移行しつつあったのですが、久々に Microsoft 365 の White Board を触ってみたところ、大幅に進化していたので紹介しておきたいと思います。
一番最初に驚いたのは、ホワイトな状態から使わなくてよいように、テンプレートが大量に提供されていたことです。
しかも本物のホワイトボードを利用するときによくあるやつという感じになっており、同時に複数人がリモートで操作できる特性を合わせれば、 Teams で音声共有しながら White Board でブレインストーミングを行うというシナリオが描きやすくなったように感じます。レトロスペクティブとかアジャイル開発向けに利用してくれと言わんばかりに整えられているところも面白いですね。
ちなみに、この項目を選択すると、、、
こんな感じにどこにこのテンプレートを配置するか決められるようになっています。
概念的にページではなく一枚板にしたうえでフォーカス位置を変えて議論する White Board らしい仕様となっているのは面白いですね。
バックログテンプレートを張り付けるとこんな感じに成形されていました。
あとは右クリックでメモを出して、必要な場所に貼り出して、、、と
現実に付箋紙を使ってやるのと変わらない動作をさせられます。
メモの色を変えられるのは現実にはない良い特徴ですね笑
ちなみにメッセージのやり取りを行うコンポーネントがあるのですが、使ってくれと激しく主張してきていました。
この項目を張り付けてみると、こんな感じにメッセージのやり取りができるようになっています。
この辺りは Teams でやり取りしたほうがよさそうな気もしますが、一つのコンポーネントとしてまとめて管理できるのは一つの利点かもしれませんね。
こんな感じであまり使っていない機能でも時々見てみると思わぬ発見があったりします。アプリの巡回は定期的にやっておくとよいですね!
音楽:黄昏~冬の吐息~