2023 年 11 月より Microsoft 365 Copilot が GA するため、それに伴った環境変更が着々と準備されつつある今日ですが、 Bing Chat Enterprise もこれにもれず新方式への移行が行われることになったようです。
今までは以下サイトで機能を有効化するか 2023 年 9 月以降は組織アカウントでサインインすると自動的に Bing Chat Enterprise が有効化されていたかと思います。
https://www.bing.com/business/bceadmin
有効化されると Edge の Bing Chat を開くと保護済みの文字が上部に表示されていたので北ついた人も多かったのではないでしょうか。
この設定は 2023 年 11 月には無効になり、 Bing Chat Enterprise を利用したい場合、ユーザーライセンスの付与にある Bing Chat Enterprise の選択が機能の有効化フラグになるとのことです。
この SKU はまた Learn のサービスプラン一覧には展開されていませんでした。
英語版では 9 月 21 日更新だったので、これ以降のバージョンに追加されるものと思われます。
スクリプトなどで機能の有効化を行っている場合、 サービスプラン名が重要になると思いますが、手っ取り早く知るには PowerShell で Graph API に接続してチェックするのが良いでしょう。
手元の環境を見たところ、 Microsoft 365 E5 付属の Bing Chat Enterprise は以下の ID と Name になっていました。
ServicePlanId : 0d0c0d31-fae7-41f2-b909-eaf4d7f26dba
ServicePlanName : Bing_Chat_Enterprise
新機能のため既定で有効化されていると思いますが、スクリプトで操作したい人はこちらを試してみるとよいでしょう。
音楽:遙かなる山河