Windows 11 ペイントアプリがさらに進化を始めています

最近キャンバスが中央に表示されるようになった Windows 11 のペイントアプリですが、なんだか最近機能追加が止まらなくなっているようです。

私はキャプチャを取るために主に利用しているのですが、リボンを見るとレイヤーという機能が、、、

グラフィックを取り扱うソフトを利用している方にはおなじみすぎる機能ですが、レイヤーを使うと書いた絵図を階層状にして管理することができるようになります。

例えば顔を書く時を思い浮かべるとよいのですが、顔の肌色を背景レイヤーにして、目や鼻、口をその上のレイヤーに書けば書き直しが顔のパーツだけ行えるようになる。そういった機能です。昔のアニメのセル画が近い概念ですね。

レイヤーボタンを押すと右側に現在のレイヤーが表示されます。

+ ボタンを押すとレイヤーが増えていくという流れです。

上にあるのものがより上の層にあるレイヤーとなっていますね。

レイヤーにカーソルを合わせると、表示状態の切り替えが出てきます。

これを押すとそのレイヤーだけ非表示にすることができます。

レイヤーを右クリックすると、複製やマージ、削除などが現れます。

結構高機能ですね。

そして、図形のところにも見慣れないボタンが、、、

非活性になっている右側の二つです。

これらは図形を選択すると選べるようになりました。

上がアウトラインで、、、

下が塗りつぶしでした。

今まで太さくらいしか選択できなかったと思うのですが、風味が変えられるようになったのでよりイメージを具現化しやすくなっているのかもしれません。

アウトラインと塗りつぶしをクレヨンで行った場合、以下のような形になりました。

数万円するようなグラフィックアプリとは比べられないですが無料でこの表現力ならちょっとした画像作成などであればこれだけでなんとかなってしまうかもしれませんね。

ちなみにレイヤー情報は保存する前までの機能となっているようで、 png などに変換されると情報は残らないようです。

作りかけができないのはちょっと致命的な感じがするので、この辺りの強化は待ち望まれますね!

音楽:Blaze