今週の Windows Insider Program は、 Microsoft の期変わりの影響か更新がありませんでした。
しかし、先週のタイミングで Canary Channel から Dev Channel に変更した私の環境にはいくつかの機能が追加されていたので、この機会にエクスプローラーをおさらいし、見ていきたいと思います。
まずはホームのレコメンドとお気に入りです。
最近編集したもの、共有したもの、頻繁に開くものなどが Reccommended として表示されるようになっているようです。
最近編集したものは下のほうにある最近使用した項目と同じような内容になるので、ここに表示させるのは若干の違和感がありますが、最近開いていないけれど時々利用していたファイルなどはこの上部に表示されるので、意外と使い勝手はよい感じです。
Microsoft 365 の内容が表示されるので、ローカルにあるファイル以外が選ばれるというのも覚えておきたい動作内容ですね。
なお、お気に入りはファイル右クリックで設定できるようになっています。
続いてギャラリー。
ここには過去に撮ったフォトが表示されます。
OneDrive のフォトなどが初期設定で表示対象になっているようですが、以下のように時々サムネイルが表示されないケースがあるみたいでした。
一度表示された場合でも見えなくなったりしたので、この辺りはまだ機能改善中なのかもしれません。
Collection メニューからここに表示させる対象を選ぶことができます。 Manage collection を押すと一覧が表示できます。
この辺りはまだ日本語化が間に合っていないようでした。ただ、フォトアプリのほうが高度なんですよね。
あまり分かれている意味はない気もするので、うまくすみ分けられる理由みたいなものが見いだせるとよさそうです。
ちなみに三点リーダーを押すと OneDrive アプリのリンクを表示させる Add Phone photos というボタンがあります。これを使うと QR コードが表示され、モバイル向けの OneDrive アプリへ誘われます。個人的にはモバイルのデータバックアップにも使っているのですが、かなり簡単に使えるのでお薦めです。
ちなみにこの画面の一番下にあるオプションも押してみてください。
古くからあるフォルダー オプションに遷移するのですが、 General タブが未翻訳になっています。
Privacy の項目に account-based insights が加わったからでしょうか。おそらくこの項目が最初に表示されていた Reccommend などを制御する項目なのかと思います。
この辺りはクラウドにデータをアップロードしないと利用できない性質上、除外できるようになっているのでしょう。
この辺りはポリシーと相談して利用を判断する必要がありそうですね。
というわけでエクスプローラーを見てきましたが、いろいろ変化がありますねぇ。
おそらく 23H2 にはこの辺りが取り込まれてくると思われるので、今のうちから予習しておくとよいのかもしれません。
音楽:Deep Trench