Microsoft 365 は一般ユーザーからのフィードバックを受け付けることで進化を加速するようになっているのですが、 2023 年 7 月 21 日以降、このフィードバックのポリシーが変更となることが Microsoft 365 メッセージセンターでアナウンスされていました。
おそらく Copilot の品質を強化する際に追加の情報として画像やログといった情報が必要となるという判断が入ったのではないかと推測しているのですが、スクリーンショットやファイルのアップロードといった情報提供のフラグの既定値がオフからオンに切り替わるようなのです。
このフィードバックというのは例えば Microsoft 365 Apps であればヘルプリボンにある項目です。
押すとこんな感じに問題を報告することが出来ます。
報告の際に「スクリーンショットを含める」や「ファイルのアップロード」、「フィードバックについて連絡をする」の 3 つについての既定値が変わるということのようです。
既定が変わってもプライバシー声明が変更になるわけではないので、製品品質の向上には利用すれど、その他の用途には利用しないという大枠に変更はないのでその点は安心しておくのが良いでしょう。
この詳細は以下の Learn に記載があります。
が、よく見ると内容が誤訳となっているようで、、 21 日以降設定がオフになるという風に読めますね。
en-us の英語版サイトを見てみたのですが、こちらは Off to On となっているので日本語訳が間違っていますね。現に上記のように現時点では既定値がオフになっているので。
こういったフィードバック情報では細かい内容を見せないとわからないことも多いので、基本は新ポリシーに従いたいところですが、組織ポリシーでそういったことが許可できないケースも多くあると思います。
そういった場合は Microsoft 365 Apps などのポリシー設定を変更することで現在の状況を維持できるので、確認しておくと良いでしょう。
上記 Learn にあるこれらのポリシーを OFF に設定すれば今まで通りとなります。
7 月までに一度チェックを行っておくと良いでしょう。
音楽:Lost memories