Microsoft 365 E5 や Office 365 E5 はセキュリティを強化したプランです。
これらのプランでは Teams に安全なリンクを提供する機能が搭載されています。これらのプランに加入していれば自動的に有効化される、、、とよかったのですが、アクセス可否にかかわるような機能なので利用には設定が必要となっています。
今回はこの機能の設定方法を見ていきたいと思います。
まずは以下アドレスにアクセスしていきましょう。
既定のセキュリティポリシー作成の画面ですね。
https://security.microsoft.com/presetSecurityPolicies
標準的な保護がオフになっていますが、これを有効にすることで Microsoft 365 E5 , Office 365 E5 関連の機能が有効化されます。
保護設定を管理するリンクを押しましょう。
すると EOP の設定から 設定が開始されます。誰に設定するかを選択して次へ移動します。
次が Defender for Office 365 、安全なリンクが含まれる措置ですね。こちらもユーザーを選択します。
続いてなりすまし防止の設定です。
この中では特になりすましを防止したいユーザーやドメインを設定します。
次へを押すとサブメニューが表示されるので設定していきます。
最初はユーザーです。エグゼクティブなど狙われやすい人を入れておきます。
特に重要なドメインはここで設定しておきましょう。なりすまされると検出されます。
最後になりすましを無視する設定です。
主に相手側の設定ミスで、なりすましとみなされてしまうケースを防止します。
基本的に設定不要な項目ですが、信頼が必要場合は入れておきましょう。
最後に設定の有効化を確認します。すぐに有効化する場合は上を選んでおきます。
内容を確認し問題なければ確認を押します。
これで設定は完了です。
既定のセキュリティポリシーの画面も、保護がオンになりました。
セキュリティ設定は、どのような形にしておくのが良いかわかりにくいですよね。
そんな時は以下の docs を読み、設定しておくことをお薦めします。
推奨の設定が記されているので、簡単に規定を決めていくことができますよ！
音楽：来し方
