Microsoft の社員さんと打ち合わせを行うと最近 he/him they/them といったような文字が名前の下に記載されていることがあり不思議に思っていました。
これ、 Build 2023 のアナウンスで見つけたのですが、代名詞という機能を利用して表示させていたようです。
代名詞は Microsoft 365 管理センターで設定できる機能です。
設定 - 組織設定 - セキュリティとプライバシーにある代名詞から設定できます。
初期状態はオフとなっているので明示的に有効化する必要があります。有効化されるまで少し時間がかかるのでこの点は注意が必要ですね。
そもそも代名詞の使い方ですが、日本では少しなじみが薄いですよね。
以下のサポート文に書かれていることは一読しておいたほうが良いかもしれません。
日本語は「さん」という言い方が多く使われるので、この辺りがあまり気にならないのかもしれませんね。
しかし明確に宣言したい人もるはずなので、そういった層への配慮を行う場合はこの機能は有効に利用できるのかと思います。
世はマイノリティを受け入れていく多様性時代です。こういった点から考え方を合わせていく必要があるのかもしれませんね。
音楽:In Captivity