Mirosoft 365 Apps はマクロが使えることが一つの製品優位性となっていますが、何でもできる高機能性の故、セキュリティを強固にするためにリスクのあるファイルのマクロは実行できないようになっています。
そのため、起動するとこのようにセキュリティ リスクといわれる赤い情報バーが出て、マクロが動かないようになっているんですね。
詳細を表示のボタンを押すと、以下の URL に遷移し、セキュリティリスクとそれを理解したうえでの解除方法について詳細を見ることが出来ます。
対処方法には様々な方法があるのですが、まず挙げられるのはファイルのプロパティから設定可能なほかのコンピューターから取得したファイルのアクセス許可です。
この設定にある許可するチェックボタンを入れておくとマクロを動作させることが出来るようになります。
設定時は以下のように管理者権限が要されます。
この確認を終えても稀に以下のようなアクセス拒否といった変更エラーが発生することがあります。
再試行を行っても変更できなければ、いったん方法を変えてみることをお薦めします。
その方法は信頼できる場所としいてファイルの場所を指定することです。
Mirosoft 365 Apps を開き、ファイルメニューからオプションを押していきます。
オプション画面の一番下にあるトラスト センターを押し、トラスト センターの設定ボタンをクリックしてください。
トラスト センターが起動したら信頼できる場所を開いてマクロを開きたいファイルがあるフォルダーを指定します。
この時、広い範囲にならないよう中止ましょう。できればこのファイルだけがあるフォルダーを指定するのがベストです。
これでマクロつきのファイルにアクセス出来るようになったと思います。
マクロは非常に強力な機能ですが、何でもできるほど強力なためセキュリティリスクがあります。これを解消する Office Script という Javascript ベースの機能が最近利用できるようになっています。ローカルマシーンへのアクセスはできませんが、マクロと同じように利用できるのでぜひ活用してみましょう。
音楽:ビバこばら