Windows 11 Insider Preview Build 25211.1001 リリース

9 月も過ぎ去り、 10 月に入りましたが今週も Windows 11 Insider Program の更新が行われました。

今回は Insider Dev Channel と Beta Channel の 2 系統が更新の対象となっています。

特に Beta Channel は今まで新機能が利用可能な Build 22622 系統と利用できない Build 22621 系統に分かれていたのですが、今回からは Build 22623 と Build 22621 に変更となっています。

22622 からのバージョンアップは自動的に 22623 に変更されるとのこと。あまり意識しなくて様さそうな感じでした。

Dev Channel は Build 25211 に。私の環境は 22521.1001 が入っていたのですが、もしかすると .1000 がリリースされてからアップデートされた形なのかもしれません。(最近更新された旨が Insider Blog 内に書かれなくなったので、真相は闇の中笑)

今回大きな更新としては、 Win + Shift + S で行えるスクリーンショットについて、自動保存される機能が付いたことでしょうか。

ピクチャ - スクリーンショットに自動保存されるようになったみたいなので覗いてみたところ、インストールした 2022 年 10 月 1 日以降にファイルが急増しています。

(それ以前のファイルは Win + Print Screen ボタンなどでキャプチャしたときモノですね。)

この自動保存、便利なのですが、 OneDrive 連携が行われる場所にあるので、都度同期が発生するため、帯域抑制したいというケースもあるかと思います。

その際は Snipping Tool の設定より、「スクリーンショットを自動的に保存する」トグルスイッチをオフにすることで今まで通り保存されないようにできるため、今回は設定を見ておいたほうが良いかもしれません。

タスクバーを右クリックしたときの動作で、今までは「タスク バーの設定」しか出てこなかったメニューですが、今回から「 Task Manager 」が表示されるようになりました。

Windows 10 の頃に戻った感じがしますが、結構使いたいと思うことが多かったのでこの更新はありがたいです。

タスク マネージャーへの動線は Win + X にもあるのでそこまでインパクトはないのですが、手段はたくさんあっても困らないので良いですね。

タスクトレイについて、この前の Build で述べられていた隅が丸くなるバージョンのリリースが行われていました。今はドラッグアンドドロップでの移動ができないのですが、そのうち移動できるようになるみたいです。

そのほか、ウィジェットの更新が行われ始めたとのこと。これはまだ私の環境には来ていませんでした。。。

そして、 Outlook アプリにある新しい Outlook を試すボタンが Windows 11 の標準メールアプリにもやってくるようです。

以下のトグルスイッチです。

メールアプリの利用者の大半は Outlook.com でしょうから、 Web 版を中心にしていくというのは理にかなっているとは思いますが、まさかの流れですね。

この流れは全体的に Web 化を推進していくということだと思うので今後が楽しみな展開ではありますが、 Windows OS の強みみたいなところが消えてしまわないかは若干心配です。

OS としての利点を生かしつつ、うまい落としどころを見つけてほしいですね!

音楽:天つたふ日