Microsoft Teams はチャットや Web 会議、アプリなど様々な機能の集合体となっています。
そういった統合プラットホームの要素が多分にあるためちょっとした環境誤差でうまく動作しないケースなどがあります。
うまく動作しない時はマイクロソフトへ問い合わせることになりますが、その時に利用するのがログファイルです。
今回はそんなログファイルの格納場所についてのお話です。
docs 上では以下に細かな記述が行われています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/log-files?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#media-logs
要は何か起きた時は以下の個所にあるファイルを MS に送って解析してもらうというわけですね。
%appdata%\Microsoft\Teams\media-stack\
%appdata%\Microsoft\Teams\skylib\
ここに面白い記載がありました。メディアログについては一部の CPU の時にログが出力されるようになっているとのことです。
これを見ると、上位の CPU の時にオンとなるようなので、 Web 会議などメディア関連のログ取得は相応にパワーが必要というわけなのでしょう。
ここにも記載されているように、それ以外の CPU ではログ取得がオフになっているため、必要に応じて有効化していくことが必要となります。
設定 - 一般 - アプリケーションの項にある会議の診断のためログの記録を有効にするという項目にチェックを入れればよいということですね。
実際にはこの設定を見ることは少ないかもしれませんが、問題発生時のために覚えておくとよいかもしれません。
音楽:遠野