2 週間の沈黙を経て Insider Dev Channel のリリースが再開されました!
今回、リリースの枝が変わったようで、 ni_release というものに変わっています。
Dev Channel が Windows 10 だった 2021 年 4 月頃に co_releaseだったので、約 1 年ぶりの変更ですね。 2020 年の vi_release 以降、鉱石名が定着していますね!
今回は 2 週空いた理由が分かるような、大幅な改修となっていました。ここまで変更が多かったのは数年ぶりじゃないでしょうか。
というわけで、今回の更新を見ていきたいと思います。
まず最初は Windows メニューから。
ピン留めされたアプリにほかのアプリをドラッグするとそれらを一つのグループにする機能が追加されました。
こんな感じです。
Windows 10 の Windows メニューにあったガジェットもこんな使い方ができたので、原点回帰に近い感じでしょう。
このグループをクリックするとダイアログが表示され、そのか中からアプリを選択することができます。
ちなみに右クリックは効きませんでした。
つぎはフォーカス時間の更新です。右下の時間をクリックすると出てくるカレンダーの下に、 Focus というボタンが付くようになっています。
これをクリックすると左側に示された時間だけフォーカス時間に設定してくれ、通知エリアに応答不可モードとなっている旨が表示されるようになります。
フォーカス時間中はクロックアプリが起動し、そちらで時間が管理されるようになっています。
コーナーエリアにも三日月マークが表示されています。
また、焦点という項目が設定アプリのシステム ‐ 通知に追加されています。
これはフォーカスの動作を決める設定ですね。
今までフォーカスモードや集中モード、夜間モードがどういった動作になるのかわかりにくかったので、この修正は非常にありがたいです。先ほど説明したクロックアプリとの同期有無もここで設定できます。
焦点の上階層は通知ですが、こちらも更新されているように見えました。集中モードがなくなっていますね。
また、応答不可時間を設定できるようになっています。かなりわかりやすくなりました。
続いてライブキャプションです。
アクションセンターのアクセシビリティから設定する機能となっています。
ここにあるライブ キャプションを有効にすることで利用できます。
オンにすると画面上部にライブキャプションの利用についての案内が表示されます。
一緒にライブキャプションの案内が。オーディオとビデオの内容が文字で表示されるといった形です。ここにも記載されていますが、一部の言語でのみ利用できる形で、日本語はまだ使えません。
例えば、 youtube で以下動画を再生してみたのですが、キャプションが表示されました。
https://www.youtube.com/watch?v=TSii5NIgbYQ
これはかなり利用価値が高いものになりそうな予感です。
これに関する設定は設定アプリのアクセシビリティ - 字幕になっています。
ライブキャプションが増えていますね。
ここに記載されているように Win + Ctrl + L でライブキャプションがショートカットとなりました。
ちなみにこの機能、画面上部に表示されるため、 Edge バーと合わせると画面がかなり小さくなります。
この辺りは設定ボタンにある役職(画面の表示位置を変えるメニュー)で浮遊を選択することで緩和できそうです。(上記 youtube のときは浮遊の表示になっていますね。)
さらにエクスプローラーにも新しい内容が。
左ペインから oneDrive を選択すると右側に OneDrive の残サイズが書かれるようになりました。今までは Web に入らないとわからなかった概念なので、とても便利ですね。
さらにファイルの右クリックアクションにクイックアクセスへのピン留めが追加されています。
ピン留めするとこんな感じにクイックアクセスの中段に表示されます。
(最近使用したファイルからは消え、ピン留めしたファイルを利用したかは分からなくなるようで、、、)
この右クリック、私の環境ではかなり動作が不安定で、良くエクスプローラープロセスが落ちてしまいます。
利用はもう少し安定してからのほうが良いかもしれませんね。
と、今回の更新はまだまだ続きますが、それらは次回に!
音楽:井伊のばら