年末も差し迫っていますが、今週もマイクロソフトは Windows 11 の更新に余念がありません。
というわけで、 Insider Dev Channel に新しい Build がリリースしています。今回の更新で 22518 になっています。
この更新で目についたのは、タスクバーの色味が若干変わり、検索ボタンの虫眼鏡の柄が見にくくなってます。そのためフォーカスを当てないとなんだか単なる丸の形状に見えてしまいますね。
大きな変更点はメモ帳アプリの変更です。
タイトルバーにあるように PREVIEW バージョンにさし変わりました。
ファイルの場所からするとストアアプリの扱いとなっているようです。 Windows フォルダー配下にもファイルが残っていますが、リダイレクトされるようですね。
項目を見ていくと、いろいろ機能が追加されているようです。
ファイルメニューを見るとショートカットとともに項目が表示されています。新しいウィンドウで新規メモを追加する方法は知らなかったのですが、活用できそうですね。
編集メニューも同じように表示されています。
ここでは日付と時刻の項目が目新しいでしょうか。
ファンクションキーだと F12 (別名保存)の実装もしてくれないかなぁ。。。
また、元に戻すボタンは複数回戻せるようになるとのことなので、よりメモ帳が使いやすくなりそうです。
最後に表示。これはあまり変化はないですね。
右側にある歯車は設定画面への遷移です。
ダークモードのサポートは待っていた人が多い機能ではないかと。フォントも Lucida Console となっており、あまりなじみのない名称となっていました。(今までとのフォント差はあまり感じませんでしたが、、)
そのほか、 Windows Subsystem for Linux がストアアプリにリリースされています。
青ペンギン、ちょっと笑いを誘ってきますね。
ここから入手してインストールももちろんできるのですが、既存の wsl コマンドもバージョンアップしたようです。
wsl --install や wsl --update を行うことで、ストア版の wsl がインストールされるように変化しています。
このコマンドを実行した後にストアを開くと、入手が開くにかわっていました。
デスクトップの壁紙を変更する設定アプリの個人用設定 - 背景ですが、スポットライトのコレクションという機能が加わりました。
ロック画面のような、マイクロソフトが選定した壁紙をローテーションしてくれる機能となっています。
スポットライトのコレクションに設定すると、デスクトップに以下アイコンが追加されます。右クリックすると様々なメニューが追加されるらしいのですが、現状私の環境には来ていません。(まずは英語圏から変更がスタートするようなので、少し時間がかかるようですね。)
同じように英語圏からスタートする機能として、設定アプリのアクセシビリティ - 音声認識も面白そうな内容となっています。
音声認識を有効にすると、マウス操作なども音声で行えるようになる模様です。
利用シーンは限られるかもしれませんが、こういった機能を待ち望んでいた人も多くいそうですよね。
音声アクセスボタンをオンにすると、以下のようなバーが画面上部に現れます。
このバー、Win + Shift + S の画面キャプチャよりも手前に表示されるため、今後力を入れていきたい機能なのではないかと思われます。起動させてしまえば一番上に表示されるという扱いなので、今後開発者に向けても指針などが示されるかもしれません。
ほかにウィジェットの位置変更や、エクスプローラー上での右クリックで開くコンテキストメニューにおいて、 inf cer PC ネットワークドライブ でのコマンド追加などがアナウンスされていました。
が、これらは徐々にリリースとなるようでまだ手元には届いていませんでした。。。
どのような見た目になるのかなどはリリースノートをチェックしてみるとよいでしょう。
今回は画面に関する変更が多いため、どのように変化するのかイメージが見て取れますよ!
音楽:SCRAPPY