前回の続きで Insider Dev Channel Build 22557.1 の内容です。
今回の出だしはスナップレイアウトから。
スナップレイアウトといえば最大化ボタンをポイントすることで使える機能でした。
このスナップレイアウトの呼び出しについて、新たな方法が加わっています。
それは画面の上部にウィンドウを近づけることです。
近づけると黒い枠が出てきます。
さらにウィンドウをこの黒いところに突撃させると、スナップレイアウトが表示されました。
あとはそのまま表示させたい場所にウィンドウをドロップするような利用方法です。
以下はフル HD で操作した場合のイメージです。
画面表示領域が広いとパターンが増えるのは今までと同じですね。
続いて設定アプリの電源とバッテリーのお話を。
SDGs にちなんでか、スリープまでの時間設定がなしになっていると警告が表示され、スリープを行うよう設定を誘導してくれる機能が追加されています。
デバイスのスリープ状態への移行を許可するを押すとスリープ設定が行われます。
結構シビアな時間に設定されるので、利用状況によって変更してあげたほうが良いかもしれませんね。
Power consumption and carbon emissions のリンクはなぜか日本マイクロソフトのリンクに飛ぶのでリンクが壊れているのかもしれませんね。以下に飛ぶのでずれが直ると表示されるようになるかもしれません。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2185388
そして、タスクマネージャーの更新です。
上部にあったタブが左ペインに入れ替わってます。
初期表示もパフォーマンス画面からプロセス一覧に変わっています。
初期画面の表示は設定から変更できるので、今までどおりがよければ変更することもできそうです。
さらにエコモードという名前で一時実装されていたメモリ節約機能が効率モードという名前に変わって実装されています。
これを利用できるのは Windows プロセス以外となっているのですが、 Edge のスリープと同じような効果があるみたいですね。
そのほか、タッチディスプレイでスタートメニューやアクションセンター、通知センターを画面外からのスライドで表示させる機能が追加されています。
それに合わせて、タッチ可能な全画面アプリに間違えてスライドさせないようにするため、一度クッションとなるアンカーが表示されています。
機能的な話はこんなところなのですが、ちょっと気になる内容が一緒に記載されていました。以下 2 件です。
WEP の TKIP が非推奨となるようなことが書かれています。
すでにかなり古い技術で nintendo DS で採用されていたりしますね。
もう使えないと思って、まだ WEP のみでつないでいる WiFi ルーターなどがあれば更新を考えておきましょう。
また、 Windows 11 Pro でインターネットへの接続が必須となるようです。必須となるタイミングは設定の時ですね。
個人利用の場合は MSA も必須となるような感じです。この辺りの変更が 通常のチャネルに載ってくると影響が大きそうです。この辺りは注視しておく必要がありそうですね!
音楽:FANELIA