Microsoft 365 は SaaS の恩恵として、新機能が事あるごとに増えていくつくりとなっています。あるタイミングで欲しいなーと思っていた機能がなく、がっかりすることもありますが、そのうちそういった機能が搭載されることもあるということです。
そんなわけで、 Azure Information Protection の機能で追加されてほしかった、データの利用状況を確認できる、アクティビティエクスプローラーがコンプライアンスセンターに追加されました。
早速統合ラベルを有効にしたうえでコンプライアンスセンターにアクセスしてみましょう。
データの分類からアクティビティ エクスプローラータブを開きます。(データ損失防止からも同じ画面を見ることができます。)
https://compliance.microsoft.com/dataclassification?viewid=activitiesexplorer
ここで表示される内容はファイルや利用した方の IP どのアプリから起動されたのかなど多岐にわたります。
どういったときに表示されるのかは以下資料を見るとわかりやすいですね。
単純な読み取りでも対象としてくれるところがありがたい。
上記にもありますが、どういったアプリからのアクセスを表示してくれるのかは以下のような形です。
アクティビティ エクスプローラーに表示されるまでの時間は私の環境では 15 分ほどかかりました。
リアルタイムではないですが、かなり良いスピード感で表示される感じですね。
本機能は Office 365 E5 が必要となるものなのですが、これだけでも入れる意味がありそうなものなので、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
音楽:青い波頭