Windows10 グループポリシーを設定する際の注意点

2020 年 最後に出る予定であった RS_Release の Windows10 Dev Channel ですが、 Twitter で正式に間に合わなかった通知が出ていました。うーん、残念!

リリースが止まるという状態ということは、結構難しい更新が入る予定なのでしょうか。

というわけで、今日は Windows10 のポリシー適用時の注意点を見ていきたいと思います。

グループポリシーでは OS や ブラウザーなどの設定値を一括して変更するという機能を提供するのですが、 OS のバージョンによって若干ではありますが同じ項目であっても内容が異なるケースが存在ます。これを理解しておくと Windows10 のバージョンアップ時にスムーズな更新ができるようになります。

どのような情報なのか。というと、以下の docs を確認してみてください。

1607 と 1511 という、最初のころに出た Windows10 について記述があります。

https://docs.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-client/identity/known-issues-for-group-policy-clients?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

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変更点が述べられているのですが、意味が変わってしまう。というケースは 1 件から 2 件程度で、あとは古い OS では意味をなさない。ということがまとめられています。

ここで覚えておかなくてはならないことは、 ADMX ファイルはポリシーを設定するときに参照されるもので、設定さえ終わってしまえば利用されることはないということでしょう。

逆に、設定するときには必ず必要となることを忘れてはいけません。

ところで、最近のバージョンアップ時には私は以下の Excel シートを参照するようにしています。
変更が行われた箇所が分かるようになっており、簡単に確認するにはちょうど良いサイズとなっています。

若干、適用されるバージョンとこの資料がリリースされたバージョンに差があるケースもあるため、あくまでも本格確認前のあたり付けの要素が強いことは忘れないようにしておきましょう。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496&id=102158

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これらのポリシーを設定するときには、該当する Windows10 のバージョンに相当する ADMX ファイルが必要となります。
2020 年 12 月時点の最新版である 20H2 の場合は以下からダウンロードすることができます。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496&id=102157

うまくグループポリシーを活用して最新の Windows10 を活用していきたいですね!

音楽:Omega Blue