マイクロソフトでは製品知識や開発能力が一定の水準にあることを資格試験を通して通知させる入り口を設けています。
この資格試験は、昔は MCP といわれていた資格群で一度保持するとずっと有効であったのですが、今は 2 年間有効の試験になっています。これは情報技術の革新速度が速く、少し前の技術は陳腐化してしまうという問題に対処するものでした。(ずっと有効といっても製品バージョンが資格名に入っていたため古い施策は自動的に淘汰されてはいました。)
ここにきて、さらに状態を最新化すべく、資格を維持するために毎年の更新が必要になるようになるようです。
ここにあるように 2021 年 2 月からこのプログラムが開始されるようです。
2021 年 6 月以降に取得した認証に対して、 2 月から開始の更新検定を受けることで資格が維持されるというわけですね。
日本の運転免許と同じく、都度試験ではなく LEARN のサイトからカリキュラムを受けることで更新されていく形です。
なお、 Fundamentals 試験は期限なしのものになっていくとのこと。
概念などを抑えるのが Fundamentals 試験なので、更新する内容がない。ということなのでしょう。これは 900 番台の試験が該当します。
今のマイクロソフト試験は、 AI AZ DP MB MD MS という枠の中から、 900 の Fundamentals 、 100 から 800 までの高度な試験に分かれています。
特に高度な試験は最初のけたによって種別が分かれるという形で分類されているのでこれから受験を考えている方はどういった方向にスキルを整えていくのか考えて受験するのが良いでしょう。
以下のサイトで試験を網羅的に案内しているため、見ておくとよいでしょう。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/browse/?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
ただ、上記の区分けがなされれる前の試験も記載されていることや、上位資格の検定と下位資格の検定が同期しないなど考え方が結構複雑となったようなので受験前には今後どうなるか以下の docs も併せて確認しておくことをお薦めします!
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