2007 年ころのオンプレ SharePoint では、 XX Services という名前で Office アプリを Web パーツとして表示できる機能がありました。
Excel や Access といった主要 Office アプリだけでなく今回取り上げる Visio といったオプション扱いのアプリまで、さまざまなアプリがサービスとして提供されていました。
時代は流れ、それらの機能は Web パーツとしてではなく for Web の形式に置き換わっており、役割を終えた Services は続々と EOS を迎えて行っています。
この 2021 年 9 月 30 日には Visio Services が EOS となることがアナウンスされました。
この日を過ぎると、 Visio パーツは読み取り専用となり更新ができなくなるということです。
上記 docs にもあるように、ファイルビューア Web パーツを利用して Visio ファイルを読ませることはできるのですが、 VDW 形式のファイルは非対応となるので注意が必要です。利用したい場合はコンバートを行う形となりますね。
しかし、前にも Visio の話をした記憶があるなぁと漠然と思っていたのですが、このパーツは徐々に EOS が延びていたようです。
Office365 Visio Web AccessのEOSの延長が決まりました - ()のブログ (hatenablog.com)
それだけビジネス向けの利用者が多いということなのかもしれませんね。
実は私も座席表を Visio で作り、 SharePoint に張り付けて利用するというようなことをやっていたので、使い勝手の良さからやめにくいというのはわからなくもなく、、、
しかしながら、新しい機能に置き換わっていくことで、全体の生産性を向上させることができるようになるといったことは大いに考えられます。
ぜひ新しい Visio への切り替えを行い、早期に使い勝手を覚えていきましょう!
音楽:nc17