2021 年 10 月に発表された Visio が Microsoft 365 の Office for the Web の一機能として利用できるようになる件ですが、予定通り 2022 年 2 月より利用可能となっていました。
https://mitomoha.hatenablog.com/entry/2021/10/31/013947
Microsoft 365 ポータルの左側のバー内に Visio の文字が出ていれば利用できる状態です。
もしくはアプリ一覧に表示されている場合も利用可能です。以下の図では左下のほうにありますね。
https://www.office.com/apps?auth=2&home=1
クリックしてアプリに入っていくと、いくつかのフローチャートテンプレートが表示されました。せっかくなのでそのためのテンプレートを押してどのようなものが利用できるのか見ていきましょう。
テンプレートは大きく 10 種 65 個も用意されています。これは様々な図が書けそうですね。
一般的な図
基本図
基本フローチャート
ブロック図
基本ネットワーク図
手順図
ビジネス マトリックス
ベン図表
ドーナツ図表
ピラミッド型図表
実際に作成してみましょう。
製品開発を作成したところ、、、最初に新機能のスプラッシュが。
詳細情報は以下の Office 新機能案内に飛ぶようです。
作成画面はこんな感じ。オンプレ SharePoint の頃から Visio の Web 化は何度か行われていますが、 Office for the Web は UI が統一されていて見やすくてよいですね。
今までで一番使いやすい感があります。
左側で図形を選び、そのままドラッグしてもよいですが、 Visio ではオブジェクトをポインタしたら出てくる矢印をさらにポインタすると図形を線でつなぐことができます。
こんな感じですね。これを多用すれば線を結ぶ作業が不要となるので作業効率がかなり変わってきます。
利用可能な図形の種類はこんな感じです。
こちらもかなりの量がありますね。
が、残念ながら Microsoft が提供しているアプリを指すアイコンなどは利用できないみたいです。この辺りは以下のサポート情報に書かれていました。
Visio Plan 1 以上のライセンスが必要ということですね。
無償で使える範囲は汎用的な図表を作るところになる。と覚えておくとよさそうです。
ちなみに作成したデータは OneDrive for Business に保存されていました。
これもほかの Office ファイルと同様で、クリックすれば Web 版が起動するようになっています。
昨今は Power Point でも図を容易に書けるようになってきましたが、生産性は Visio のほうが一日の長があります。うまく活用して作業を効率化していきましょう。
音楽:桃園の誓い