今週も Insider Preview の Dev Channel に新しい Build がリリースされました。
今回の更新では OOBE (インストール時の設定画面)の更新と、拡張子ごとのアプリケーション紐づけの設定変更が挙げられていました。
前者はインストール時にのみ見える機能で、新しくリリースされた Build 20231 の ISO を適用するときにのみ出てくるようです。
後者については、とうとうグループポリシーでアプリケーションの紐づけを制御できるようになったようです。 Windows 10 になってから、この周りは QU が当たると戻ったりなど、動作が微妙な感じになっていたはずなのできっちり適用できるようになるアナウンスなのかと思われます。
以下のコマンドで初期状態をエクスポートして、、、(例としてDドライブにおいてます)
Dism /Online /Export-DefaultAppAssociations:D:\AppAssoc.xml
修正を加えて設定しておけばよいようです。
新たに加わる設定値として Version 、 Suggested の 2つ があるようですが、既定アプリの 2つ 目の定義だと思われます。(現時点では私の環境でまだ動作しないようなのでかなり怪しい、、、)
この設定変更したファイルはグループポリシーとして配布でき Windows コンポーネント - エクスプローラー - 既定の関連付け構成ファイルの設定 に適用させることで動作します。
こんな感じに設定してあげましょう。
既定の関連付けに影響が出るとのことなので、おそらく右クリックなどで動きを確認できるようになるのではないかと。
この動きは組織対応で気にされることが多い部位なので、ぜひともよい動きになってくれることを望みたいところです。
あとは既存の問題の Fix が多いのですが、前回までに起きていた Office のアクティベーションが切れるという通知は出なくなりました。まずは一安心ですね。
ここのところ、安定して大きな波がない Windows 10 ですので、そろそろ何か新しい事象が起きてくれるとありがたいのですが、期待してその時を待っておきましょう!
音楽:美大のシカ