OneDrive 差分同期がすべてのファイルタイプに適用されるようになるようです

OneDrive は大きなファイルをアップロードできることが売りとなっていますが、ファイルが大きいと、更新した後のアップロード処理が気になるところです。

そんな状況を改善することになるであろう機能がリリース中となってます。

https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/roadmap?filters=&searchterms=33412

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すべてのファイルタイプで差分同期が行えるようになる機能が、2020 年 1 四半期までにリリースするというアナウンスで、現在リリース中となっています。

実際どんな動作になるか、 OneDrive アプリに大きなファイルを作成して確認してみました。

ファイルの作成には以下のコマンドを用いて、 100MB のファイルを作成します。 

fsutil file createnew bigfile 107374182

このコマンドを利用すると、指定したサイズでファイルが作成できるので、覚えておくと使いどころがあるかもしれません。コマンドプロンプトに入力するだけで利用可能です。

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結果から言うと、現在はまだ私の環境では利用できない様でした。
ファイルを更新すると 1 からアップロードが開始されました。

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ちなみに Office (docx, pptx, xlsx) ファイルについてはすでに差分でアップロードされるようになっています。差分をチェックするのに時間がかかるようでしたが、ネットワーク帯域は小さくなっているようでした。(アップロードされたサイズが見えるわけではないため体感です汗)

同じような形で一般ファイルも差分同期できるようになると、企業での利用はかなり改善されそうですね。

音楽:アンチョビとキャベツ