2020 年は数年前からいわれているように、Windows 7 、 Office 2010 の EOS が間近に控えており、更新を進めている方も多いのではないかと推測します。
実は 2020 年、そのほかにも多くの製品が EOS を迎える予定となっているのでそれらを見ていきましょう。
EOS 製品の一覧は以下にまとまっているので、チェックしておくことを忘れないでください。
https://support.microsoft.com/en-us/help/4470235/products-reaching-end-of-support-for-2020
まずは一覧を眺めてみましょう。
モダンポリシーと固定ポリシーとに分かれていますが、基本は同じ EOS となります。
1 月は Windows 7 、 Windows Server 2008 / R2 がピックアップされているかと思います。そんな中、忘れてはいけないのは Internet Explorer 10 、 Windows Analytics 、 System Center 1807 、 WSUS 3.0 でしょうか。
思ったよりもいっぱいありますね汗
IE 10 は Windows Server 2012 でのみサポートとなっているので、これを機に IE 11 に更新しておくことをお勧めします。
https://support.microsoft.com/en-us/help/4488955/support-ending-for-internet-explorer-10
Windows Analytics は Windows 7 EOS に伴うものとなりますが、実際はまだ使いたい人は多そうですよね。まだ。というか、これから使いたいだろうというか。
System Center 1807 は更新モデルの一部ですが、最後の SAC となっているので、アップグレードパスは 2019 のみとなっています。
一方 SCCM は CB が残っているので、この辺りは意識しておいた方がよいでしょう。
1 月の次は 4 月です。
ここでは Windows 10 1709 Ent 、 UAG / TMG 2010 が終わりを迎えます。
Windows 10 もこの頃から活発に導入が進んだ感があるので、 WaaS や Office 365 ProPlus の終了を意識した形でバージョンアップするケースも増えてくるのではないでしょうか。
また、地味に大きいのは UAG が終わることです。
UAG / TMG は Proxy として活躍しているケースが多いのかと思います。マイクロソフトとして最後の Forward Proxy 機能を持った製品であったため、置き換えもしくは方針の変更が必要となってきます。
クラウド全盛のこの時節、ガードの範囲を考えると限定された経路のみで効果を発揮する Forward Proxy は考え時なのかなという感じもします。
キャッシュ機能として利用してる場合も交換費用を回線費用に置き換えてしまった方が有効活用が図れそうな。
今年の前半はこんなところですが、一つ一つ確実に新しい機能を享受していきたいですね。
音楽:MUSAWE