先にお伝えしたOfficeアプリから派生しての投稿となります。
Officeアプリでは各種クライアントアプリが起動するように制御されていましたが、同じような表示を行うwww.office.comはどういう扱いになるのか念のため確かめてみました。
Office 365を利用している場合はブラウザからポータルに遷移して利用を始めるケースがほとんどだと思うので意識しないかもしれませんが、Officeのアプリに直接アクセスするケースでは名前が同じでも別のところへアクセスしているケースがあるようです。
以下がそれぞれの左上から右下へアイコンのURLをチェックしてみたものです。
【MSAアクセス時】
https://outlook.com
https://onedrive.live.com
https://office.live.com/start/Word.aspx
https://office.live.com/start/Excel.aspx
https://office.live.com/start/PowerPoint.aspx
https://www.onenote.com
https://web.skype.com
https://calendar.live.com
https://people.live.com
https://sway.office.com
https://forms.office.com
片や、Office365アカウントでアクセスした際のwww.office.comとなります。
【Office365アカウントアクセス時】
以下のアドレスは、MSAアクセス時に見えていたアイコンに対するURLをOffice365アカウントで見た時のURLとなっています。
https://outlook.office365.com
https://tenantName-my.sharepont.com
https://www.office.com/launch/word?
https://www.office.com/launch/excel?
https://www.office.com/launch/powerpoint?
https://www.onenote.com
[*]https://*.infra.lync.com/Meet/
https://outlook.office365.com
https://outlook.office365.com
https://www.office.com/launch/sway?
https://forms.office.com
*はSkypeで、Skype for Businessには対応するアイコンがないため、便宜上Skype Webアクセスのアクセス先を表記しています。
見ての通りなのですが、それぞれビジネス向けには専用のアドレスが割り当たっている、、と思っていたのですが、OneNote、Formsは同じアドレス、Swayも入り口こそ異なれど、MySwayは同じアドレスになっていました。
この辺りのアプリを利用する場合はTenant Restrictionsなどを意識しないといけないのかもしれません。
試せたわけではないのですが、Tenant Restrictionsの対象は以下3ログイン機能です。
login.microsoftonline.com
login.windows.net
login.microsoft.com
対して、MSAのログインは以下となっており、制限対象に入っていないように思います。
login.live.com
ざっと見ていると、OneNoteはmicrosoftonline.comへリダイレクトしていそうだったのですが、SwayとFormsはlive.comのまま遷移を行えているようでした。
この辺りはRestrictionが動作しないのかもしれません。
実際はどうなるかわかりませんが、利用時には注意を払っておく必要があるかもしれません。
音楽:インフィニティ