Windows 10 Build 17101がリリースされました。
やはり4月に向けて更新の内容を安定側に倒したようで、バグフィックスが主な対応となっていました。
前回のBuildでは、日本語入力が怪しくなっており、IMEが有効化された状態で改行するとIMEが英語状態になるなど入力がおぼつかなったかのですが、ものの見事に修正されていました。
このBuildでは、絵文字の表示が少し変わったなどの変更点がありますが一番大きいのはUWPでファイルシステムにアクセスできるようになったことでしょうか。その影響か、今までフィードバック Hubを起動しても聞かれなかった、ライブラリへのアクセスについて許可を与えるか確認が入るようになったようです。
この設定は、設定-プライバシー-アプリのアクセス許可にて管理されるようです。
また、設定-アプリ-アプリと機能内の各アプリの詳細オプションでも確認可能。
各アプリごとに利用可能な設定はここで確認がとれるようです。設定内容は各アプリによって異なります。
設定-プライバシーに戻りますが、下のほうに少し離れてファイルシステムというものが追加されています。
多分前回のBuild更新時はあったかと。
この項目では、UWPにすべてのファイルにアクセスできる権利を渡せるようです。それだけをとらえると、Win32APIの再来のようにも思えますがこの流れは個人的には歓迎です。やっぱり多少難しくてもいろいろ弄れるのがWindowsの醍醐味だと思うので。
そのほか、Windows 10 Pro Workstation向けに、無制限のパフォーマンスを提供する電源ポリシーが増えたとのこと。
いままでも高パフォーマンスというポリシーはあったため、それ以上の動きとなるようで、ハードウェアに直接影響があるとかなんとか。
アイドル信号送らなくなるレベルになるんでしょうか。マイニング利用とかですかね。
Workstation向けとなるため、私の環境で確認することはできませんでした。残念。
そして、このタイミングよりSkip aheadが復活し、RS5(次期Windows10)への誘いが始まったようです。
RS3からRS4へのSkip aheadは早々に利用可能者を制限していましたが、今回は前回までのSkip選択者にくわえて一部門戸が広がるようです。今回は手元の環境でも設定できるようでしたので、設定してみました。これを有効にしておくと、Build 17604と一気にBuildが500上がるようです。
あまり意識したことはありませんが、Build番号は1日最大1上がる(Buildしなければ上がらない)という法則があるようですが、ブランチ間では同管理されているんでしょうかねぇ。
久々にWindowsのバージョン表記を覗いてみたら、バージョンが1803となっていました。もうすぐアップデートする感じがひしひしと。ただ、まだ名前って決まってなかったですよね?
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