Windows 10 Build 17120リリース

3月もすでに後半に入り、Windows 10 の次期バージョンが確定してくるころ合いかと思いますが、中々名称が確定しませんね。
先週時点のRS5向けBuildでは、PowerShellのGet-SMHostSupportedVersionコマンドでSpring Creators Updateの文字が見えたと話題になっていましたが、RS4向けBuildではWindows 10 Updateという名称に戻っているようです。公式なアナウンス前なので戻しただけかはたまた、、、

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今回のBuild 17120ですが、先週紹介をできていなかった部分も含め、結構な改善点が。

長らく私のPCで動かなかったEdge Application Guardが動作するようになりました!

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しかも起動が爆速に。
今までは初回起動が遅く、30秒は待たされていましてが、ボタン押下後数秒(普通に新しいウィンドウで開くと同等の速度)で画面が開くようになっていました。
ただ、私の環境ではまだまだ問題があるようで、ネットワークアクセスができず、外部へアクセスできません。ローカルアドレスもダメなので、仮想スイッチがうまく動作していないのかと思われます。

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またこの時期にきて、WDAGではさらなる機能追加がありました。

ダウンロードファイルをローカルPC側に落とすことができるようになるようなのです。
完全なサンドボックスではなく、能動的にダウンロード先を変えられるのは良いですね。マルウェアをダウンロードしないようにするためなのか、グループポリシーでしか変更できないつくりとなっており、この辺りの配慮もなかなかのものかと考えます。

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というわけでグループポリシーエディタを開いてみました。
なんとウィンドウの移動時にうまく表示されなかった問題も直っています。
UI系の問題は結構解消された雰囲気が出てきましたね。

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機能を有効化してみましょう。
最近はグループポリシーの詳細に未構成時の動作が書かれるようになったのですね。
これもかなりの進化です。

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残念ながら保存先の表記はこの時点では変わらないようで、ネットワークの問題が解消したのちに確認してみる必要がありそうです。

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さらにBuild17115より、プライバシーポリシーの一括設定をセットアップ時に行うための機能が付かされています。
セットアップ時の機能なので私の手元では確認することができませんでしたが、設定-プライバシー内で一括管理ができるようになったことの一環ですかね。この辺りは企業内で利用する企業内イメージ作成時にどこまで有用なのかは確認していきたいところですね。

ここ1~2週間で更新頻度が上がってきた感がありますが、そろそろRS4。総仕上げに入ってきていますね。
仕上がりに期待が持てそうです。

音楽:A SIREN SONG