Build2017でお披露目されていて、de:codeではデモに到達できなかったPresentation translatorですが、一般公開が始まりました。
【Presentation translator】
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=55024
Presentation translatorとは、PowerPointのアドインでプレゼン資料に字幕を付けてくれる機能です。先日ちょっとなってほしいな的に記載した、Azure Serviceをアプリに組み込んだ形の提供です。(本当は、こういったソフトが出たうえでAzureでService公開してほしいんですけどね)
早速インストールを進めてみます。
まずはダウンロード
こんなファイルがダウンロードされます。
PresentationTranslator.exe
スプラッシュがMSっぽくないですね。ちょっとカッコよい!
各種ランタイムが入っていない場合はインストール時に追加されます。
3分程度で設定もなく、インストール完了となりました。
次にPowerPointを起動しましょう。
対応するPowerPointは2013以降となります。
起動させてプレゼンを表示しただけでは何も変化はありません。F5を押して、プレゼンを開始してみましょう。
アドインが動作しました!
字幕を開始させましょう
注意事項が表示されました。月100時間までの制限があるようです。
ここからはチュートリアルが開始されます。
これでチュートリアルは完了です。
言語を設定して、トランスレーションスタートです。
ちなみに追加設定は以下内容です。
プレゼンテーションが始まると、以下画面が表示されるようになるようです。
同時に翻訳枠が表示されるようになりました。この枠に翻訳が表示されるようです。
三点リーダーには設定が隠れています。
マイクや字幕サイズの設定ですね。
実はスライドショーリボンにMicrosoft Translatorという項目ができていました。
これが本体ですかね。
スライドも翻訳にかけられるようです。
翻訳可能言語はかなり種類豊富でした。
翻訳した情報は別ファイルにPPTXとして保存されます。
いや、翻訳の質はTranslatorとして十分なのですが、この技術をPowerPointに含めた感覚がすごいですね。
こういった機能はWordやOneNoteでも有用かと思います。ぜひほかのOffice製品でも利用できるようになっていってほしいですね。
音楽:After in the Dark