前回紹介したもの以外にも、Build 16237では改善が行われています。
【Hyper-Vマネージャー】
Hyper-V マネージャーにも変更が加えられています。
クイック作成を実施した際に、AzureのIaaSを利用した時と同じような、仮想マシンギャラリーが表示されるようになりました。
仮想マシンギャラリーを見る場合はHyper-Vマネージャーを起動し、仮想ホストを右クリックしてクイック作成を選択します。
左ペインのオペレーティングシステムの選択にWindows 10 dev environmentが表示されています。イメージ展開に33GB近く必要になるので手元環境では試せませんでしたが、仮想環境に対するカジュアル感が増してきますね。
利用想定は開発者ですかね。私はうまくイメージができませんでしたが、この機能によって、コンシューマに仮想化がアピールできると新しい世界が見えてくる気がします。
【タスクマネージャー - GPU表示】
タスクマネージャーのGPUについても変更が。
前回までのBuildではGPUが複数表示されていましたが、ソフトウェア系のアダプタが表示されなくなり、右下に物理的な接続位置が表示されるようになりました。
どのバスに接続されているか。等は自作PCやってないとわからない領域かもしれませんが、ソフトウェアアダプタが表示されていると余計に混乱。だと思うのでちょうどよい方向性かもしれません。
この項目って、AIなどでGPUを利用するプログラムを走らせても変動があるんですよね?(おそらくそっちの利用が主目的ですよね)
その際にはCPUと同じように表示してもらいたいでしょうから、物理/論理コアで表示されるとうれしいのだと思います。
この辺りの表示方法は今後も変更されていくようなので、ぜひ見守っていきたいところです。
音楽:荒れ花道