今までのSharePoint/OneDriveでは、ユーザーへのアクセス許可の方法として、ACLの考え方と共有の考え方がありました。
今回、3月末の更新でこの2つの考え方を同時に確認できるようになりました。
ファイルをプロパティを表示する右ペイン内に、両方の情報が表示されるようになっています。
この両方の情報を見るための手順としては、ファイルを右クリックし詳細を表示させます。
【OneDriveでの詳細表示】
右ペインにACLが表示されますが、この中に共有アドレスが含まれるようになります。
【OneDrive詳細画面(共有アドレスが表示されていないケース)】
OneDrive/SharePointどちらも同じ手順で確認が可能です。
【SharePoint詳細画面(共有アドレスが表示されていないケース)】
アクセス許可の変更を押下することで詳細情報を見ることができます。
【アクセス許可の変更押下時】
共有リンクの取得を行っている場合、表示は以下のようになります。
まずは共有リンクを取得しておきましょう。
【リンクの取得】
ユーザーの追加とユーザーの間に、共有リンクが表示されます。
現時点では、このリンク、選択はできれどテキストボックス内でスライドができないため、アドレスの確認を行う場合などは文字列をコピーしてからメモ帳などにペーストして確認をしましょう。
【アクセス許可の変更押下した後に共有リンクが表示される】
この手のシステムは機能の追加時期によってUIが大幅に異なることがよくあります。
こういったUIの統廃合があると使いやすさがぐんと上がるので、今後も同様に機能をまとめるようなUは増えていくのだろうな。と感じています。
音楽:ノエル