Office365 TeamsWeb会議で拡大縮小ができるようになりました

皆さんTeamsのWeb会議は利用されていますでしょうか。

今日Teamsクライアントを用いた会議で画面共有を行っていたところ、左下に拡大縮小の案内が出るようになっていました。

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どういうことだ。ということで、マウスパッドをスライドさせたところ、ズームイン・アウトの表示がされ、画面サイズが変わりました。

Skype for Businessを利用していたころ、共有画面を相手側のサイズで表示するか、自画面に合わせて縮小できていたことを思い出しました。このころの動作を進化させたような形で、画面のサイズをクライアント側からある程度自由に変えられるということですね。

開発者の人とやり取りすると、やたら解像度の高い画面を共有されることがあり、そういったときには文字がつぶれがちだったのでこの機能は重宝しそうです。

試しにiPadのTeamsアプリでも試してみたのですが、こちらでも同じように動作するようでした。
PCよりもiPad側の機能を利用したいケースの方が多いかもしれません。
iPadなら手軽にピンチするだけで画面の拡大縮小が行えました。

是非一度その効果を試してみてください。

音楽:トランスフォーメーション

Windows10 Windows Terminalのプレビューがリリースされました

5月に開催されたBuild 2019で発表された各種プロンプトを1つにまとめる機能、Windows Terminalのプレビュー版がMicrosoft Storeにリリースされていました。

以下のアドレスからストアに入りダウンロードすることができます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/windows-terminal-preview/9n0dx20hk701

アイコンだけ見るとPowerShellの>_が記されていますが、色合いは古き良きコマンドプロンプト色となっています。

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ファイルサイズは17MB、Windows10 18362(1903の5月アップデート)以降の更新が入っていれば利用可能となるようです。

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早速ダウンロードを試してみましたが、残念ながらうまくダウンロードすることができず開始中で止まっていましました。

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Storeに貼ってあったスクリーンショットを見てみると、コマンドプロンプトPowerShellのほかに、UbuntuといったLinuxのシェルも利用できるようになっています。

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一時期Insiderに上がっていたSetsは止まってしまったものの、同じ考え方を踏襲しているのでシステムを管理する側は楽になるかもしれませんね。

ちなみに別のスクリーンショットでは、背景画を変えているものがありました。

この機能を使い、各シェルに固有の背景をあてておけば、エンタープライズ領域でもシェル間違えなどを減らすことができそうなので重宝しそうですね。

まだプレビューなので使えるかどうかはこれからとなりそうですが、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

音楽:鶴のうた

Office365 Microsoft 365 管理センターにダークモードが加わりました

Microsoftは昔からですが、製品のイメージを統一させるということを行ってきました。
とくにOSとOfficeの結びつきは強く、同世代のものを利用すると、まるで一つのソフトのように色味などが統一されるように作られていました。

そういった取り組みの一環かと思いますが、Office365の管理センターでWindows10のモードと同じように、ダークモードがサポートされるようになりました。

管理センターの上部、最新情報の横にダークモードのボタンが追加されています。

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このボタンを押下すると、画面の大半が真っ黒に変わるという引き締まったページを見ることができます。 

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まだプレビュー状態のようで、ダークモードからライトモードへ戻す際は画面の再描写が入るようになっていたり、メッセージセンターの未既読がわかりにくいなどの状況があったります。
なお、現在はトップページのみがダークモードをサポートしているとのこと。

このダークモード、PCではちょっと見にくいかなと感じたのですが、タブレットで見ると意外としっくりくるんですよね。

ちなみにMicrosoft Docsもダークモードを絶賛サポート中です。こちらも上部ですが、Themeボタンを押下すると、ライトモード、ダークモードのほか、ハイコントラストも選択できるようになっています。

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エンタープライズの中ではなかなか使う機会が少ないかもしれませんが、
各種画面の統一感というのあってうれしいものですので、かゆいところに手が届いてきたな。という感がありますね。

是非一度、ダークモードを試してみてください。

音楽:マメシバ

Windows10 Insider Preview Build 18922リリース

Windows10 20H1向けのInsider Previewですが、今週も更新が入りました。
今回の更新は言語関連の更新が多く入っていました。

まずは設定の時刻と言語 - 言語設定。
今までは設定項目のみでしたが、上部にほかメニューへの遷移ボタンが付きました。
Windows displayおよびApps & websitesは直下の項目へ移動します。

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Regional formatでは地域設定に遷移します。

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Speechを選択すると音声認識に。

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Keyboardを選択すると、Keyboardという画面に。
あれ、この画面は、、、と思って別のところから入れないか確認してみました。

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バイス - 入力 - その他のキーボード設定にあるキーボードの詳細設定を開いてみましょう。

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するとキーボードの詳細設定画面に遷移しますが、この内容とKeyboardは同じ内容ですね。
内部的に同じページなのか、同じリテラルを利用しているだけかはわかりませんが、今回の更新に連携して画面遷移の再構成がなされそうですね。

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今回はほかにIMEバグフィックスが多くなされたようです。
フォーカスが変わるごとにIMEがオフになるようなケースがありますが、そういったケースが少なくなる改良が施されたようです。

ところで今回私の環境では更新とセキュリティ内の開発者向けメニューを開けなくなりました。
この画面を利用したい方(主に開発者でしょうか。サイドローディングの設定などがありますね。)はインストールを控える必要があるかもしれません。

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1903がリリースされて早くも1か月が経ちます。
また、1909がリリース予定の9月まであと3か月に迫っています。
今のところ19H2がどういった内容になるのか細かな情報は入ってきませんが、
どういった形でリリースされるのか、そろそろ公式なアナウンスが出てもよい時期になったのかと思います。
どういった内容になるのか、情報が待ち遠しいですね。

音楽:Butter Sea

Office365 Teamsのプレゼンスがリアルタイム更新となるようです

Teamsを多用している人はなんとなくわかると思うのですが、ユーザーのプレゼンスはオンライン後15分経つと離席という扱いとなります。

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上記のダイアログで、名前アイコンの右下にある×で表示されているところが緑色からオレンジ色になるまでの時間が15分ほどなのですが、この動きが2019年8月末までにはリアルタイムでの表示になるというアナウンスが入ってきました。

おそらく今までは通信応答がなくなったときにタイムアウトとして処理をしていたのかと思います。この動きの中で、タイムアウトではなく離席応答を処理するようになるということでしょう。

定時間際に人と会話したい時などに空振りするということが良く発生していたので、この動きが変わるのであればかなり使い勝手の改善となるのかと思われます。

この変更で通信量が少しながら増える気がしますが、そこまで大量のデータではないはずなので普段と変わらない使い方ができるのではないかと。

この手の機能は早いうちに実装してもらいたいところですが、2か月後の精度向上に期待したいですね。

音楽:Dogs And Angels

Chromium版EdgeがWindows7対応しました

まだ、Windows10版のBETAも出ていない状況ではありますが、なんとWindows7向けのChromium版Edgeがリリースとなっていました。

https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download

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見ての通りCanary版での提供となっていますが、ここまで早く来るとは思っていませんでした笑

ちなみに上の画面、Windows7のIE11から開いたときは以下のように見えるようです。

自分のOSに合わせて表示が変わるみたいですね。

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早速ダウンロードを試してみました。
License Termが表示され、Accept するとインストーラーがダウンロードされてきます。

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サイズは1.58MB。やっぱりインストーラーのサイズは小さいですね。

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SetupCanaryを起動するとしばらくして以下のダイアログが表示されました。
それなりのサイズのダウンロードが行われたようです。

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ダウンロードが終わるとインストールの説明などないままChromium版Edgeが起動しました。

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初回は設定が表示されますが、そのままConfirm-Doneと進んでいくだけで利用できるところまで進みます。

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インストールが終わり、画面が開いたところでプロセスチェックです。
自動アップデートの仕組みは別プロセスが動いているようですね。
見ての通り2枚のブラウザをタブで開いているだけですが、9個もmsedge.exeが動いていました。
一つ一つは小さいですが、裏プロセスが多いようです。

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ダウンロードされていたファイルはどのくらいのサイズかわからなかったのですが、おそらくEdge SxSフォルダにあるmsedge.7zと思われます。サイズは280MB!結構大きいですね。

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このインストーラー含め、Chromeのようにプロファイルデータの中にアプリケーションが配置されるようです。

C:\Users\Username\AppData\Local\Microsoft\Edge SxS\Application

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サイズもあるのでそのうちOneDriveアプリやTeamsアプリのように共有インストールなどが出るのかもしれませんね。

ぱっと使ってみたのですが、Web版Teamsも普通に動きましたしそんなに重い感じもありませんでした。

実はこのChromium版Edge、管理者権限がなくても利用できるところが大きいですよね。制限の強い環境でも導入できる可能性があるため、管理者側は利用状況を注視する必要があるかもしれません。

Windows7はあと半年くらいでサポート切れとなりますが、まだまだ現役で利用している場合はぜひ一度入れてみてはいかがでしょうか。

音楽:プラチナ

Office365 SharePointのサイトの利用状況がバージョンアップしています

SharePoint Onlineではサイトの利用状況という機能があり、サイトへのアクセス量を確認することができるようになっています。

この機能がバージョンアップして、サイトのトラフィックなどが表示できるようになっていました。

今まではユニーク訪問者と訪問数が表示されるくらいでした。

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そこに新たに時間や曜日ごとにどれくらいアクセスがあるかをヒートマップ形式で見ることができる機能が追加されていました。

手元の環境がわるく、イメージが付きづらいのですが、多くアクセスのある時間は色が濃く表示されます。

曜日のうちの何時ころがアクセスが多くなるのか。といったことが一目でわかるので、作業者がどういったときにファイルを操作するのか調査することができます。

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これまた画面ではわからないのですが、
アクセスしたファイルが下部の方で表示されます。
ファイル名とアクセス数の一覧となっているので、人気のあるファイルがどれなのか一目瞭然となります。

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一番下には組織外のユーザーと共有されているファイルが表示されます。
ファイルが共有されたかわかるので、外部共有が問題ないものかをチェックすることもできます。

表示される内容が増えたことで、活用されている度合いが細かく分析できるようになったかと思います。パブリックアクセス向けではないのでSEOを考えるなどはいらないのかもしれませんが、働き方のチェックなどには効果を発揮しそうですよね。

音楽:Modern Line