Windows 10 Build 16215リリース

前回のリリース失敗から1週間、Windows 10のInsider PreviewがBuild 16215になりました。

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間が空いた理由は定かではありませんが、スタートメニューにBuild2017のイベントで発表されたFluent Design Systemが取り入れられるなど、見た目が様変わりしています。

見た目については、電卓が特にわかりやすいでしょうか。
アクリルで半透明になり、カーソルに追随して、ボタンが浮き出ます。

以下、電卓の動きです。

【Material】
アクリルが効いていて、背景が透けてます。
自信がないですが、アイコンも変わったでしょうか。

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【Light】

カーソルを電卓上で動かしていくと、光の当たり方でエッジが出てくるのがよくわかります。

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【Scale】
サイズに合わせて見た目を変えてくれます。

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残念ながら「Motion」、「Depth」は体感させるのが難しかったのでしょうか。
実装されている感はありませんでした。(どこに実装するのか。という話かと。電卓ではねぇ汗)

【スタートメニューもFluent Designに】

スタートメニューも全体的にのっぺりとした感じになりました。透明モードにするとアクリル化するらしいのですが、うまく動作をさせられませんでした。

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透過設定はおそらく個人用設定-色にある透明効果だと思うのですが、変更してもアクリルっぽくはなりませんでした。

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そのほか、設定画面も更新とセキュリティの場所が変わっています。(Cortanaが移動した。というほうが正しいのでしょうか。)

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さらに、システムメニューには謎のRemote Desktop項目が。

【Remote Desktop】

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旧来システムの一部にあったリモートデスクトップの新しいUIのようです。
ようやくな感がありますが、旧来のメニューどんどん移植されていますね。

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今回は変更かなり多く加えられているので、いくつかに分けての紹介が良いと思うのですが、アクションセンターやEdge、Cortana、Ink(手書き)などなど改良が多すぎです!(笑)

全体的に生まれ変わったんじゃないかってくらい違うので、ぜひ試してみてください。

Office365 Docs.comがサービス終了となるようです

寝耳に水だったのですが、Docs.comのサービスが2017/12/15で終了になるとのこと。
まだ始まって数年だと思うのですが、かなりの早さで見切りをつけたようですね。

Docs.com サービスの終了についての重要なお知らせ - Office サポート

この内容を見ると、SlideShareに相当差をつけられていたのではないかと推測されますね。
というか、SlideShareがLinkedInのサービスだっというのは気が付きませんでした、、、

Docs.comもエンタープライズ版もなくなるということだったので、Office365ユーザー向けのDocs.comはなくなるということになります。

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代わりにSlideShareが入ってくれるととてもありがたいのですが、コンシューマ向けのサービスと位置付けているようで、移行はOneDriveへ行う機能があるのみでした。

この移行機能は2017/6/19に提供されるようです。

その後、2017/8/1以降は読み取り専用となり、2017/12/15をもってアクセスできなくなります。

2017/12/14まではOneDriveへの移行ツールが動作し、そのツールで移行した場合はSlideShareコンテンツへのリンクは2018/5/15までリダイレクトされ続けるとのこと。

完全終了まではまだ1年ちかくありますが、特にOffice365で利用していた場合は管理者側で方針を決めて移行がスムーズに行えるようサポートを開始したいところですね。

というか、Office365の機能でGAしたサービスが消えるってあんまり記憶がないのですが、過去にありましたかね?

音楽:Memory of Fanelia

Office365 グループと Yammerグループの統合

Office365グループとYammerグループの統合日程が決まったようです。

2017年1月頃にそれ以降に作成するYammerグループはパブリックグループと、存在は開示されているプライベートグループ、完全秘匿のプライベートグループに大別されるとなっていましたが、2017/7/6に既存のYammerグループも1月以降の状態に変更されるとのことです。

パブリックグループは誰でも入ることができ、存在開示のプライベートグループは管理者のみが入れるを指定可能、完全秘匿も管理者のみが入れる者を指定可能となります。後者2つの違いは外部ユーザーが存在を知りえるかどうかが差になります。

Yammerの特性を考えれば、公開にして議論を深められるようにするのを常とするべきなので、この変更は順当かな。と感じました。

私の周りではyammerの活用に悩んでいるケースが多く、こういったことを契機に利用活路を見いだせるようになるとよいのですが、どうなることやら。

音楽:天壌無窮

SharePoint Access Serviceが終了するようです

あまりにもひっそりと目につかなかったのは利用頻度が低いからなのでしょうか。

Office365上のAccess Serviceがクローズとなるようです。

Updating the Access Services in SharePoint Roadmap - Microsoft Tech Community

2017年6月に新規アプリの作成ができなくなり、2018年4月には完全停止とのこと。

確かにAccess Serviceはとっつきにくい感があったので、やむなしかなぁ。という気もするのですが、簡易DBの提供がなくなるのはインパクトが大きいですね。

しかし、停止といってもSharePoint Serverで消えてなくなるわけではなく、次期バージョンのSharePoint(SPS2019?)にも搭載続けられるようです。

この分野の補強はPower AppとFlowが担うということなのですが、やっぱりDB部分が手軽じゃないんですよね。Azure SQL Databaseでいい。という考え方はごもっともなのですが、手軽に置く。というのがなくなるインパクトは大きいです。

とはいえ、Power AppとFlowは使い勝手が良いのでぜひ利用を始めてみてもらいたいところですね。

音楽:臥龍

 

SharePoint モダンサイトのニュースWebパーツが更新されるようです

以下のサイトでアナウンスがあるのですが、ファーストリリースにしているOffice365のSharePointにて、ポータルトップに据えるためのWebパーツ、Newsパーツが更新されるようです。

Use the News web part on a SharePoint page - SharePoint

手元のテナントではまだWebパーツの設定が行えないようで、右ペインには何も表示されていませんでした。

f:id:mohessu:20170607001624p:plainしかしモダンサイトが更新されるのは良いですよね。

このサイト形式になってから、SharePointでのポータルの在り方が大きく変わってしまったので、どういった形に作っていくべきか迷っている方は多いかと思います。
そこに指針ができるということになりますし、この状態があってこその簡単に組み立てられるSharePointが生きてくるというものなのかと。

これからもどんどんサンプル・方針を充実させていってほしいですね。

音楽:Moon flower

 

Microsoft Teams でクラウドストレージに対応する機能が追加されるようです

詳細は6月末に出るようなのですが、Microsoft Teamsでクラウドストレージに対応するようです。
クラウドストレージというと、DropBoxとかGoogleドライブ等でしょうか。

一応まだリリースノートにはその手のことは記載されておりませんでした。

Release notes for Microsoft Teams - Office Support

しかし、Teamsアプリも精力的にバージョンアップしていくので、SaaS感が強いです。

現時点では6/4の更新となっているようで、リリースノートの最新(5/31付け)から4日で新版が。

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本当はエンタープライズ向けアプリもこのスピード感で更新をかけ、市場に食らいついていく姿勢が必要なのでしょうね。良し悪しはあると思いますが、OA系の分野は比較的取り入れやすいでしょうから、この機運が高まってくれるとありがたいのですが。

音楽:トルキア

MSDNサブスクリプションダウンロードサイトの構成が変わったようです

いつも私はbing経由でMSDNサブスクリプションに移動するのですが、今日はその構成が変わったお話です。

いつものように、BingからMSDNを検索し、msdn.microsoft.com内のMSDN サブスクリプションページに入りました。

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サインイン前なので、いつものように紫なページが表示されていたのですが、
最近のリリース動向が知りたく、ダウンロードページにメニューから遷移しました。

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ログイン画面後、見慣れないページが。
新しいポータルに移行された旨が書いてあります。
移行先はhttps://my.visualstudio.com/downloadsとなっています。

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ん、visualstudio.comってVisual Studio Team Servicesのアドレス、、、と思いながらログインしていきます。

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画面が近代的に!
使い勝手も変わり、製品 -> bit、言語、メディア -> ダウンロードという流れでダウンロードしていきます。

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ダウンロード以外のページも更新が入っています。(というか、順序が逆ですね。MSDNサブスクリプションサイト全体が更新されたのでしょう。)

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VisualStudioのサブスクリプションサイトが変更になった記憶がかなりあいまいなので、おそらく長年同じインターフェースだったのかと。
(正直、フィルターの考え方がとても使いずらく感じていたのは内緒です。)

新しい技術で人をつなぎとめる。これは宿命ですよね。。。

音楽:THE REAL MAN