Windows 10 Build 16184リリース

Windows10 の Insider Preview Build 16184がリリースされました。

今回は新機能が搭載され、タスクバーの右側の左寄りに人のマークの付いた「My People」という機能です。

【右の左に人のマークが】

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【押すとあなたのPeopleが】

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【開始すると接続しているアプリの一覧が】

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【その他の連絡先を押すと接続したアプリからユーザーを検索できます】

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【My Peopleのアイコン横に選択したユーザーが表示されます。3人までの模様】

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【ユーザーを押下すると連絡先などの詳細を表示できます(ちゃんとした入力が必要ですね)】

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時々アイコンが消えたりとまだ安定感はありませんが、動作の安定性はこれから頑張ってくれればよいのでこれからもどんどん新しい機能を作っていってほしいですね。

音楽:ノーザンクロス

Ofice365 microsoft TeamsにDeveloper previewが出ていました

TeamsのデスクトップアプリにDeveloper previewが出たようです。

今のところ見た目上previewと一般に差はなさそうでした。

【設定メニューの情報から設定が可能です】

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利用規約に合意することでpreviewを利用することができます】

設定を完了すると再起動されてpreviewモードが開始されます。
previewなので動作の保証がないなど、一般モードとは少し考え方が異なります。
きちんと規約を読んでから実行しましょう。

規約はこちらです。

Microsoft Teams Developer Preview Program

一度合意するとURL表示するところがなくなるように見受けられました。

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【設定されているかはチェックの有無で判断できます。再度チェックすると一般モードに変更可能です】

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今後どういった改修が進むのかわかりませんが、Windows Insider Preview、Office365 First Release、Office Insiderなど、pureview系がどんどん増えてきている現状、いち早く情報を入手しておくことに意義はあると思います。

ぜひセカンドPCなどで設定されてはいかがでしょう。

音楽:pink monsoon

Office365 Exchange Online オンライン-オンプレでのメールボックス移行エラーについて

OWAFV15

 

先日ちょっと話題に出したオンラインからオンプレへのメールボックス移行のエラーですが、以下に対応方法が載っていました。

moveRequestコマンドを発行した際に進捗率10%でTransientFailureTargetなどが発生した際の対処法となります。

Troubleshooting Mailbox Migrations - ITKB - Confluence

まずはGet-MoveRequestStatistics に -IncludeReportオプションを付けて実行し、
詳細ログを取得します。

詳細ログのエラーに/Finder/OwaFV15から始まるフォルダ名が記されていたらこのケース。
検索フォルダー(外部に見えない、未読既読を管理するようなフォルダーも含まれます)が破損しており、移動できないケースが多いとかなんとか。

この情報はメタデータの塊らしく、削除してもユーザーデータに影響を与えないものとのこと。エラー時はサクッと消しちゃうのがよさそうです。

この/Finderから始まるフォルダは、検索フォルダに紐づきます。そして、FV15の後に続く文字である程度のフォルダの関連付けができます。(例えばOwaFV15.1Mentionedで始まれば、メンションの関連フォルダと推測できます。)
Outlookから見える位置にあればOutlookでフォルダを消し、なければEWSやMAPIの構造を閲覧するツールで消しましょう。上記ではMFCMAPIというツールを推しています。

MFCMAPI - Home

個人的にはEWSでスクリプトを書くのがおすすめです。この辺りを使えばさほど苦も無くかけるかと。

FindFolder operation

このフォルダを消すとそのまま10%から動き出すと思います。

動かない場合はMoveRequestを一旦停止し、–SkipMoving FolderRestrictions, FolderViewsオプションを付けることで移行できたりします。ハイブリッド移行はかなり何が起こるかわからず、苦戦する領域の一つですが、一つずつ問題をつぶして移行を完了するのがお仕事の人も多いと思うので、めげずに根気よくやっていきましょう。

音楽:ユニバーサル・バニー

Office365 Excel2016で共同編集ができるようになるようです

Excel Onlineではかなり前から提供され、Word2016でも機能が提供されている共同編集ですがとうとうExcel2016でも共同編集が行えるようになるようです。

【ひと月近く前の記事ですが見落としてました、、、】

New to Office 365 in March—co-authoring in Excel and more - Office Blogs

まずはOffice Insiderでの提供となっていますが、ここに出たということは近々一般にも降りてくるものと思われます。

実際の利用にはOneDriveかSharePointにアップロードされている必要があるのですがとっても利用頻度が高くなりそうな機能です。

また、この共有はOnline、iOSAndroid、デスクトップどれでも行えるとのこと。
良し悪しはありますが、ExcelでGWの休暇予定をまとめるというような文化はまだまだあると思うので、こういったところに手が届くと連携がより楽にできますよね。

音楽:ともだち

Office365 SharePointで長い名前のファイルをダウンロードできるようになりました

ちょっと前までSharePointのウィークポイントといえば。No1だったファイル名の制約がいつの間にか解除されるような状態となっていました。

そう、長い名前のファイルをアップロードしても、その名前のままダウンロードできるようになったのです!

【長い名前といえばじゅげむ】

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適当に長い名前のファイルを作成し、アップロードしておくだけ。

後は普通にメニューなどからダウンロードするだけで、長い名前のままダウンロードが行えました。

【コンテキストからダウンロード】f:id:mohessu:20170426010628p:plain

【長い名前のファイルもダウンロードできていました】

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正直なところ、一般のWebシステムでは簡単に実現していた感もあり、何たる仕様とずっと思っていたのですが、私がSPS2007を触り始めて以来10年間同じだったわけで、とてつもない感動がこみ上げてきます。

これがナデラ効果なのかもしれません笑

音楽:GET 9

Office365 SharePointサイトページにリスト、ライブラリを展開できるようになるようです。

新しくなったSharePointのページですが、今まではリストやライブラリをページ上に張り付けることができませんでした。

今後数週間のうちにこの制限が緩和され、リスト、ライブラリを張り付けられるようになります。

【新しいサイトページのイメージ】

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【昔のサイトページでは、リストもページに挿入できました】

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【新しいサイトページではリストやライブラリは張り付けられませんでした】

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これでTeamsで作成されたサイトも、今までのサイトと同じようなところまでもっていくことができそうですね。

資料読み漁る中で知ったのですが、この新しいサイトページ、モダンページっていうのですね。下にスライドしていく感じがモダンさを表しているのでしょうか。

Use the List web part on a modern page - SharePoint

Use the Document Library web part on a modern page - SharePoint

音楽:ヤキトリ

Office365 Officeクライアントの接続要件が変更となるようです

昨日のWindows10に対する更新ポリシーの発表時に、Office365Proplusの更新ポリシーも同様となるという発表がありましたが、それに合わせてOffice365でのOfficeクライアントのサポートポリシーの変更も発表されていたようです。

詳細は以下なのですが、2020年10月13日以降、Office365 Proplusおよびメインストリームサポート中のOfficeクライアント以外はOffice365には接続できなくなるとのこと。

Office 365 ProPlus updates - Office Blogs

要するに、Office2016のメインストリームサポート終了時にOffice2016以前のOfficeではOffice365に接続ができなくなります。

今のところOfficeの年号バージョンは3年毎にバージョンアップしているため、Office2019が出た際には乗り換えが必須になるととらえればよいでしょうか。

一応この話はビジネス向けのOffice365に限った話となるようですが、企業向けに多く利用されているOffice365ですから、大きな影響がありそうです。

今まで日本企業ではバージョンの一個飛ばしが多くあったと思いますが、そういった考え方を変えていく必要もあるので注意して対応しておきましょう。

音楽:HODO