Microsoft 365 にはセルフサービスライセンス要求という、ライセンス要求をユーザーが行い、 Microsoft 365 の機能を通じて購入できる機能が備わっています。
いうなれば使いたい機能があれば買っていいよ。という感じの機能です。 IT 側で管理を行わずにすべてを任せるというわけではなく、この機能を利用して購入をしてよいユーザーの管理を行うイメージになっています。
なお、対象となるライセンスは Power Platform (Power BI、Power Apps、Power Automate)、Project、Visio です。
このセルフサービスですが、今までグローバル管理者のみが利用可否を判断できたのですが、 2024 年 8 月以降はユーザー管理者、ライセンス管理者でも行えるようになるようです。
しかし今のところこのライセンスに関する記述はこの辺りにしかなさそうなのですよね。
ロールの一覧にもこの件は書かれていないという状態になっていました。
もちろん今後有効化されるライセンス管理者とユーザー管理者にも記述はありません。
この辺りは今後記述が修正されると思うのですが今のうちからこういった変化が行われることは認識しておきたいところです。
特にユーザー管理者が扱えるようになると場合によってはロールの付与を再検討しなくてはならない可能性も出てくるように思えます。
正しく認識したうえで活用するのが姿だと思うので、リリース前にどうするか検討しておくとよさそうです。
音楽：Arcadia
