Windows Server 2008 や Windows 7 のサポート終了のころから、セキュリティパッチの延長提供を有料で受けられる Extended Security Update 、通称 ESU は Windows 10 22H2 のサポート終了時にも提供されるとアナウンスが行われているのですが、今回その価格が公開されました。
ここに記載さ入れているように 1 年目の価格が 61 ドルで、毎年値段が倍加していくといういつも通りの価格設定になったようです。
また、 Windows Server では Azure 上で利用すると無料で ESU を受け取れる形でしたが、これと同様の取り組みとして Windows 365 で無料化される方式も用意されたようです。
ちょっと面白いのが以下の記載です。
これは Intune で管理された PC の場合は 45 ドルで利用できる。というわけです。しかも同一ユーザーが使う PC であれば 5 台まで 1 ライセンスで取り扱えるということで、かなり幅広く方法を検討できるようになっています。
なお、実際に購入できるようになるのは 22H2 が EOS となる 2025 年 10 月の 1 年前、すなわち 2024 年 10 月ということです。
この ESU の取り組みは基本ビジネス向けなので、検討にかける時間が多く取れるのはよいことですね。 Windows 11 を利用できず 10 を延長させる必要がある場合は早めに利用の検討を進めていきましょう。
音楽:天使の夢