どうも先日 Bing.com に Open AI が組み込まれてから 1 年が経ったとのことで、そのタイミングで Bing.com の画像生成機能が強化されたようです。
強化されたといっても地域を英語にすると利用できる機能となっているようで、日本語の環境ではまだ使えませんでした。
また、 Microsoft Copilot with commercial data protection の状態では動かないようで、 MSA リンクの状態である必要がありました。
要は以下のリンクにアクセスすると英語環境で MSA 側になるのですが、パラメーターに cc=us と wlsso=1 が入っていると利用できる状態になり、地域が米国、 MSA のプロファイルに切り替わる流れとなっていました。
https://www.bing.com/search?q=Bing+AI&showconv=1&cc=us&wlsso=1
この状態で以下のようにプロンプトを入力してみましょう。
すると作成中は虹色の空のような色になりました。
この状態になっていれば新しい機能が使える状態となっているといえるようです。
しばらくするといつものように画像が生成されます。
画像を選ぶと、今までは黒い背景でポップアップされただけだったのですが、白背景でポップアップされ、かつポップアップ時に虹がかかるように。
下部には画像のテイストを変更するボタンもついているではないですか。
この状態になると画像のオブジェクトを選択できるようになります。
クリックすると自動選択となるのですが、うまくオブジェクトをつかんでくれました。これはすごい。
選択すると下のメニューが入れ替わり、色を際立たせる、背景をぼかすという内容になりました。
色を際立たせるボタンをおしたら、以下のように、選択以外がモノクロになりました。かなり味がある見た目ですね。
ちなみにこの画像選択、かなり Edge の負荷をあげるようで、プロセスの CPU 使用率がかなり高くなっていました。
この絵をさらに変更できないか試してみると、、、
残念ながらまだそこまでの能力は得られていないようです。
そこまでやれちゃうともはや画像専用のツールは不要となってしまいますしね。これはこれでよいのかもしれません。
ちなみに通常状態で下にあるボタンを押したところ、エラーとなってしまいました。
もしかしたら何か使うための条件があるのかもしれません。
ちなみに使い終わったら日本語化を忘れないように戻しておきましょう。この状態では各種広告が米国圏のものになってしまいます。
いかの URL を利用すると、今後地域が日本に戻ります。
というわけで、新しい機能の紹介でした。
このほかにも画像のお気に入り化などもでき、画像の取り扱いをより容易にする機能が拡張された感じですね。
この機能はまだ地域を日本にした状態では使えないのですが、早く使えるようになってほしいですね。
音楽:hanna