Windows 11 Insider Preview Build 23601 リリース

今年も最終月に入り、 Windows 開発も年納の時期に入ってきました。

12 月は B リリース以外の Windows Update は行われないようですが、 Insider Program はまだまだ続きます。

というわけで今週は以下のチャネルが更新対象となっています。

Canary Channel : Build 26010

Dev Channel : Build 23601

Beta Channel : Build 22635.2841 - 22635.2850 

Beta Channel は 2 回更新が入っていますね。

今回の更新では、 Dev と Beta で共有の機能に WhatsApp を呼び出せるようになったようです。 WhatsApp は Meta のメッセンジャーアプリですね。日本でいうところの Line のようなものですね。

未インストールでも Install に向けたボタンが追加されています。

このボタンは押すとインストールがすぐに始まります。

インストールが終わるとこのような感じに Apps のセットアップに移動します。

WhatsApp の利用にはモバイルアプリが必要なので事前に準備しておく必要があります。

共有についてはもう一つ、自身の共有名について、リネームができるようになったようです。設定アプリのシステム - 近距離共有から検出名を変更できます。

まだ日本語化されていないので英語表記ですが、 16 文字までの名前を付けられるようになっています。この名前はコンピューター名とは異なっているのでここでだけ使われるのかなと。(この変更は Dev Channel にのみ適用されている状況でした。)

そして最大の変更点は Microsoft Copilot in Windows でしょう。
これは Canary と Dev に加えられた変更点です。
今までの Copilot は右側張り付きの機能でしたが、右上の設定でフローティング化できるようになっています。

そして、サイズ変更も行えるように。左側を選択することで真ん中くらいまで広げることができるようになりました。

ただし、広げるところについてはまだ調整中のようで、広げすぎると最大サイズ以上に領域が広がります。

Canary と Dev という点では、エクスプローラーにメモ帳からの起動が加わったのが新たな点ですね。

これは非常にうれしい機能です。例によってキャプチャはとれませんでしたが、これはが使えるとなんでもまずはメモ帳で開いてみようとなりますね。

ちなみにメモ帳の下部には総文字数が表示されるようになったようです。

バイト数ではなく文字数で、選択するとその選択範囲が何文字かもわかるように。

これは Copilot のトークンを測りやすくするためですかね。

そのほか Dev Channel では Windows 365 周りに更新が入っており、直接 PC ログインができるようになったり Windows 365 Switch 機能が使えるようになったりしたようです。この辺りは環境がなく試していないのですが、 Azure を活用している人はとても良いですね。

あとは Microsoft Store の動作も変わり、インストールボタンまでの遷移が簡単になったとのこと。

今回はかなり多くの変更が使いされました。これくらいの更新があるととてもうれしいですね。

音楽:宵越しの祭り