最近 Chat GPT の流行りから、 Bing Chat を活用している人をよく見かけるようになりました。
Open AI の Chat GPT はアカウントの作成など若干手数が必要となりますが、 Bing Chat は Bing.com の利用ができる環境であれば誰でも手軽に利用できるところがこの状況を生みだしているのではないでしょうか。
2023 年 5 月に入り、 Microsoft アカウントを持っていなくても利用できるようになったので本当にハードルがなくなったように感じますね。
https://www.bing.com/search?q=Bing+AI&showconv=1&FORM=hpcodx
しかしながら、利用する前にチェックしておきたいことが一点だけあります。
それは利用規約です。
通常の検索利用では Bing の利用規約に触れることはほとんどないかと思います。
しかし Microsoft はそういったところも考慮に入れ、サイトを更新していました。
https://www.bing.com/new/termsofuse?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
この時点で 2023 年 2 月に更新されたものが提供されています。
特に意識しておきたいのは以下 8 の点でしょうか。
Open AI の内容でよく話題に上る、入力したデータの再利用に関する記述です。
直接的に学習への利用は言及されていませんが、入力したコンテンツの再利用について、ユーザーは関係者に許可をするものとする旨の記述が行われているのですよね。
この辺りは Azure Open AI とは異なり、 Open AI に近い内容となっています。
こういった点の意識は利用し始めてからでは遅いケースもあるので、先に一読する癖をつけておきたいですね!
音楽:Cats on Mars